広福女王♥仙台334の広福菜根譚 その40

交流戦で2度の延長5時間超えの戦いをした千葉ロッテ

現在パリーグ首位である千葉ロッテですが、面白く見応えのある野球をする球団としても
12球団1だと思います。交流戦では特に5月22日、23日のマリン球場における阪神戦
と6月15日、16日の同じくマリン球場における中日戦が印象に残りましたね。特に
5月22日の阪神戦は5時間12分
6月15日の中日戦は5時間44分
いずれも12回延長の大激戦でした。


5月22日は元ロッテの西岡剛お帰りコールで円満な雰囲気で始まりましたが6回表まで
1-6の阪神リードであったものを6回裏に3点、そして9回裏、井口の2ランで土壇場で
同点においつき12回延長引き分け、5時間12分の死闘で当時の試合最長記録で、
さすが両リーグのダークホース同士の戦いだな、と感心したものでした。

5月23日は結果的に阪神の1-7の勝利でしたが阪神のメッセンジャーをファウルや
フォアボールなどで大いに苦しませ、いつ逆転するか、わからない試合でした。

6月15日は5月22日阪神戦の5時間12分を30分以上も更新する5時間44分の試合で
序盤、中日が1-7で大量リードするものの8回にロッテは6点を獲得し同点、更に9回
中日が1点を追加するとロッテもまたも井口のソロホームランで土壇場で同点とし、
5月22日の阪神戦と似たような展開となるも12回表、中日のクラークの2ランで勝負が
決まり、ロッテは惜敗する事となりました。

6月16日は初回に中日に2点入れられ、ロッテも2回表に3点を入れて逆転するも更に
3回表に中日も3点入れられ再逆転、そのまま中日の連勝か?と思われましたが7回裏、
ラッキーセブンの通りロッテは一挙5点を取って再々逆転し8回裏にも1点獲得し、
逆転のロッテにふさわしく9-5で勝利。大松のバースディ代打が光った試合でした。

諦めないロッテ野球の素晴らしさ

5月22、23日と6月15日の試合は引き分けか負けといずれも勝てなかった試合ですが
いずれも相手チームを粘りある野球で苦しめ観客を楽しませてくれました。特に5時間超え
の5月22日と6月15日は井口の土壇場の本塁打がその象徴でした。そして交流戦最後
の6月16日の試合は正に「逆転のロッテ」の復活でした。伊東監督は選手一人一人に
最後まで絶対に諦めない野球をしよう、と話しかけたそうですが多くの試合に劇的な逆転
勝ちを収めゴールデンウィーク明けに西武になり代わり首位に立ち、交流戦の終わった
現在まで首位に立っていますが本当に見応えのある楽しい野球をみせてくれます。私達も
ロッテのように最後まで諦めず取り組むという姿勢は見習うべきではないでしょうか。
特に最後に詰めの甘さが目立って負ける広島カープや福岡ソフトバンクホークスは千葉
ロッテの姿勢に大いに見習うべきだと思いますね。ロッテの爪の垢でも煎じて飲むべきです。

本日の広福教訓


勝負は最後まで諦めるべからず。