広福女王♥仙台334の広福菜根譚 その41
セパそれぞれのダークホース
交流戦前までは阪神が6連勝、千葉ロッテが8連勝し、千葉ロッテは西武から首位の座を
奪い、阪神も交流戦中に巨人から一時、二度ほど首位を奪うなど好調となっています。
特に千葉ロッテの交流戦の成績をみると巨人、広島、中日、横浜DeNAにはいずれも
3勝1敗であり、さすがだと思います。逆に負け越してるのがヤクルトと阪神ですが
ヤクルトに関しては2008年から交互に3勝1敗を繰り返す関係である事は以前、広福
菜根譚37回にも書きました。⇒http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n183441
ヤクルトには1勝3敗でしたが阪神にいたってはロッテは1分3敗で1勝もしていない、
交流戦7連敗の相手であるというのは本当に不思議な気がします。
そして本来、7連敗の苦手な相手であるはずなのに阪神は千葉ロッテに特に強い
印象がない、というのも不思議です。どうしてこんな風に感じるのでしょうか?
マリンスタジアムでのロッテ阪神戦の特徴
去年2012年の交流戦開始まで阪神と千葉ロッテは15勝15敗2分で全く互角でした。
2013年の阪神ロッテのカードは5月22日、23日のマリンスタジアム、6月8日9日の
甲子園でしたが5月22日は6-6の引き分け試合でしたがあとの5月23日は7-1、
6月8日は3-1、6月9日は4-3と阪神が勝っています。
5月23日の試合については広福菜根譚前40回にも触れ32回にも書きましたが
結果7-1で勝ったものの阪神メッセンジャーはフォアボール出塁やファウルを繰り返す
ロッテ打線にとても苦しみました。5月22日は結果、負けはしなかったものの勝つ試合を
捨てたようなもので実質上負けに等しかった引き分けでした。
巨人連勝と広島遠征で疲れたロッテを甲子園で迎え撃つ
千葉ロッテの疲れが目立つようになったのは5月31日と6月1日のマリンスタジアムの
巨人戦に連勝した辺りからですが、一つは負けるだろうと思ってたのによく連勝したな
と思ったものでした。いずれも4-3、3-2と一点差勝ちのスコアでした。
その後ロッテはヤクルトと広島にぶつかるものの巨人連勝に疲れたのか1勝1敗し
尾道の試合で広島に負け疲れのたまったロッテと阪神は地元の甲子園でぶつかる事と
なりました。巨人連勝と広島遠征に疲れた千葉ロッテと阪神はぶつかる事となったわけで
大変運が良かったといえます。特に6月9日の試合はマートンのサヨナラ2ランで勝利した
もので本当に運が良かったと思います。そんな偶然性もあって2012年からは阪神は
ロッテに7連勝してはいるのですが、やはり2005年の日本シリーズで総スコア33対4の
記憶はいまだに強烈なのではないでしょうか。今後の両チームの動きに注目です。