ジャパンラグビートップリーグ第９節、近鉄花園ラグビー場では、トヨタｖｓＮＴＴコミュニケーション、近鉄ｖｓＮＴＴドコモの２試合が行なわれた。
近鉄ライナーズの大西将太郎選手、今日は彼の祝１００試合出場の記念試合でした。啓光学園から同志社、社会人ではワールド、ＴＬのヤマハを経て今は近鉄ライナーズ。
ジャパンでも活躍した大西選手は記憶に残る選手ですね。その彼が今日は記録に残るゲーム。奥さんや可愛い子供さんを招待してのゲームでした。
近鉄ライナーズ、ＴＬ今までは５勝３敗、相手はＮＴＴドコモ、今日は負けられない大阪ダービーでした。ＴＬに上がってきたＮＴＴドコモですが、その補強は凄まじいですね。ミルズ・ムリアイナをどこで投入するかも注目でした。
キックオフ、簡単に２トライを上げたライナーズの楽勝かと思われました。しかし徐々にＦＷ戦で優位に立つドコモ。次第に点差を詰められ前半は１２－１５とドコモ３点のビハインド。
後半はハミッシュ・ガードの２ＰＧで１８－１５と逆転。このあたりはドコモ・ペースで試合が進みます。ムリアイナも
登場し、花園はレッド・ハリケーン！
このムードを変えたのが、近鉄ライナーズ、今年注目の中国籍のスプリンター李 陽（リー・ヤン）選手でした。私はこの春、近鉄ｖｓ立命館の練習試合で彼の韋駄天ぶりは見ています。（１９番はドコモのイオンギ選手です）
ＴＬでどこまで通用するのか！中央付近でもらったボールを体を反転させて相手をかわし、あとはドンドンドンドン加速して相手ゴールまで迫る。逆転のトライを見事演出してくれました。
２５－２２から２５－３２へと近鉄がリードを広げる。最後も重光選手のキックを追った李 陽選手のトライで２５－３９でライナーズが大阪ダービーを制しました。
終了後は大西将太郎選手の１００試合出場を祝してのセレモニーが行なわれた。これでライナーズは６勝３敗、今日はポイントもゲット。上位を目指して頑張って欲しいですね。
頑張れライナーズ！李 陽（リー・ヤン）選手は楽しみな選手です。
今後のＴＬに注目しましょう！