いいですネ!NHKの龍馬伝。思いのほか、食い入る様に観てしまいます。
脚本とキャスティングがいいのでしょうか。ドラマ仕立てとしても評価できると思います。
どこまで現実にこんな場面があったのかどうかは別にして、
男としては龍馬のような生き様に何か胸を打つものを感じられる。
最近、政治の世界でも、経済の世界でも、こういう英傑は生まれているのでしょうか。
大金持ちになった“ITの革命児”や大リーグで活躍する“野球界の寵児”はいるとしても・・・。
話しは変りますが、一昨日の日本酒ゴーアラウンド。思い出していますが、一軒目で呑んだ“龍神丸”が忘れられません。
和歌山 有田川町といえば高野山のお膝元、創業170年の高垣酒造が造っているお酒。8代目の高垣淳一杜氏が一人で全て造っていたらしいですね。
ホントしっかりとした呑み口の中に、お米の甘みを上手く封じ込めた感じ。日本酒の良さが華やかではなく凝縮された趣。
もう少し華やかな感じの“喜楽里”は数ヶ月前に呑んで、とっても気になっていました。
この蔵の杜氏・故 高垣淳一氏はこの8月に47歳の若さで急逝されたらしいですね。
彼は日本酒造りに心血を注いでいたと聞きました。“美味しい日本酒造り”に命をも懸けていたんでしょうね、ライフワークとライフスタイル。
これもひとつの男の生き様!
私は、人の生き方は、それぞれだから、他人が決めることではない、と思っています。
自分が納得の行く生き方!そんなことを考えさせられる今夜。
秋の夜長は、ちょっとセンチメンタルになるグリーンでした。