2014年 6月 8日(日)
午後より雨が止んだので、外で試乗して見た。
2kmくらいしか走れなかったが、感想としては 「悪くない」 である。
がっ、まずは断っておかなければならないが 「この自転車はスピードは出ない、出せない」 ということ。
20inchのカリブライトに対して16inchのドッペルは 「スピードが出ない、出せない」 と思っていたが、
この14inchのYS-11は 「更に」 である。
YS-11だから...ではない。 14inch だからである。 スピードも出そうと思えばそれなりに出て、ママチャリより遅いなんてことはないし、下り坂なら普通にスピードは出る。
しかし、スピードを出すのはかなり危険があると思わなければならない.....
良く小径車(特に14inch以下)は 「段差を超えられない」 と言われる。 「段差」 とは平坦な地面から高く出っ張っている面に乗り上げることをイメージしてしまうが、凹みも同様なのである。
つまり、「穴ぼこ」に弱い....26inchのママチャリなら難なく素通りできる穴や凹みが14inchでスピードなんか出ていたら、前輪がはまってしまい、つんのめって 「命取り」 になりかねないからだ....。
まぁ、回りの迷惑も顧みずに河川敷の土手道をシャカリキになって猛スピードで走るようなまねはするつもりもないので良いのだが....(^^;
それと、乗り心地は意外に良い。ホイルベースは 823mm と 16inchのドッペルの 985mm に比べて162mmも短いのだが、直進安定性も想像していたよりは良いし、 硬そうだと思っていたシートも短時間なので確証はないが、長時間乗っても全く痛くない雰囲気だ。 ただし、ハンドルの操作感は独特で、慣れが必要である。
それでは、折角外に出たので、大きさの比較なんかもしておこう
① 左、20inchのカリブライト、 中央、16inchのドッペル、 右、14inchのYS-11

② 奥、20inchのカリブライト、 手前、14inchのYS-11

③ 後輪部分

④ 奥、16inchのドッペル、 手前、14inchのYS-11

⑤ 左、16inchのドッペル、 右、14inchのYS-11

次にYS-11の細部についても少し見てみよう....
外観だが、各部分の溶接は、素人目にも美しく綺麗である。
また、ワイヤーの端末処理やタイヤのセンタリング調整などもきちんと行われていた。
気になったのは、フロントフォークの両側に最初から少しこすれキズがあった(⑦の画像)ことくらいだが、折角丁寧に作られている感じがしているのに、このキズはそれが台無し.....(^^;
⑥ 後輪、内装3段変速、リヤブレーキ、チェーン、リアリム

⑦ 前輪フォーク部のキズ.....意外に目立つ

⑧ フロントブレーキ (アルフォンゲ)

⑨ エンブレム...っていうのかな これっ....下には製造番号らしき刻印が有る

⑩ 最後に全体像を....
