天の川って? | Guitarと星空と自然観望

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「本物の天の川」を実際に自分の目で見たことがありますか?
今更、説明の必要も無いと思いますが「夜空に淡く帯状の雲のように見えるやつ」です。
「星とは途方も無く遠くにある太陽と同じものである」と前に云いました。
そういった星々が集まっているものを「銀河」と云います。
そのうち、渦を巻いている銀河を「渦巻銀河」と呼びます。
「渦巻銀河」の代表例とし「アンドロメダ大星雲(銀河)」などがあります。
この「アンドロメダ銀河」はおおよそ二千億個の太陽の集まりです。
ここで、ふと疑問が湧きませんでしょうか?

先程、「星とは途方も無く遠くにある太陽である」と云いました。
その星(太陽)と星(太陽)との間隔は途方も無く離れていると・・・。
にも関わらず、その集団を「銀河」と呼ぶのだと・・・。
その銀河全体を双眼鏡や望遠鏡でないと見る事ができないのだと・・・。

だとすると、我々は、その銀河をとんでもない遠方から見ている事になるのではないか?・・・。

そのとおりです。

我々の地球を含めた太陽系はアンドロメダ銀河には属していません。
つまり、我々は別の銀河に属しているのであり、アンドロメダ銀河はお隣りの銀河ということです。
我々の属している銀河の事を特別に「銀河系」といいます。
向こう側(アンドロメダ銀河側)から我々側の「銀河系」を見れば、アンドロメダ銀河と同じように
渦を巻いた星(太陽)の集団として見えるハズです。

「天の川」は銀河系を内側(中央よりかなり外れた位置)から銀河系の中心方向に眺めた姿に他ならないのです。
帯状なのは、渦巻銀河は、いわばドラ焼の形をしています。
ドラ焼を真っ二つに切ってその断面を想像して見れば・・・どうでしょうか?
「宇宙の壮大さ」を味わっていただけましたでしょうか?