さあ聴くぞ。ウキウキしながら針を置いた僕。

ええ?

ああこういうリズム?

で?

歌ないじゃん。2曲目、3曲目、まさか歌ないじゃん。あとから知りましたがインストロメンタルアルバムとか言うそうです。ギタリストの教科書だってww、何言ってんのジミー・ペイジ。聞いてないよ。

いえいえ聞いていないのは僕でした。なんの情報もなく、いきなりアルバムの邦題「ギター殺人者の凱旋」に釣られて買った僕がいけないのです。キッスとかエアロとか聴いてきた僕にとって(他にもツェッペリン、パープル、ビートルズ、ストーンズなどなど色々聴いてましたが)歌がないっていうのは衝撃でした。でも、面白かったんです。ジェフのギターは歌っていました。音、フレーズ、リズム、カッコよかった。そしてライナーノーツに楽譜が載っているではないですか。

あ!これって弾けるぢゃん。

当時ヤンソンだよりの僕は、耳コピだってしたことないのに、ベンチャーズが弾けるからって(当時弾けてると思っていた)、傲慢不遜にもそう思ったのです。

師匠、当時の僕をお許しください。未だあなたのような音も出せなきゃフレーズも弾けません。脳天気ギタリストに怖いものなし。


次回、ジェフ・ベックの衝撃2につづく