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気になるニュース

原発関連の記事は継続しますが、今日はちょっと話題を変えて、新たなテーマに挑戦してみたいと思います。

いま住んでいるところは奈良県の橿原市なんですが、自転車で10分ほど行くと明日香村の甘樫丘があり、よく朝の散歩などで利用しています。
この甘樫丘には「万葉の植物園路」なる遊歩道があり、道沿いに万葉集に由来のある植物の、名前当てクイズラリーが出来るようになっています。

万葉集に出てくるといっても、一部外来のものも含まれていますが、すでに千年以上日本に定着しているものなので、明日香の風景を壊すようなこともなく自然にとけ込んでいます。

今日はその一つを紹介し、今後一つずつ出していければなあと思っています。甘樫丘で実際に名前当てをしたい方もいるかもしれませんので、正解はブログの一番最後に載せたいと思います。

では今日の万葉植物はこちら。


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こちらの木です。全体に白っぽい花が咲いてきました。これから見頃になるようです。


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少しよってみました、樹形が分かると良いのですが。


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花のアップです。


さて正解ですが、












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スモモでした。写真だけじゃ正直分からないと思います。実際に見てもらった方が良いと思いますが、僕は実際の木を見ても分かりませんでした。というかスモモっていままで見たこともありませんでした。

スモモは万葉集では「李」と書き(李下に冠を正さずの故事成語で習いましたよね)、バラ科の植物です。原産地は中国なので、飛鳥時代以前に日本に移入したのではないでしょうか。ということで、スモモ(李)が載っている万葉集をひとつ紹介しておきます。

「わが園の 李(スモモ)の花か 庭に散る はだれのいまだ のこりたるかも」 読み人:大伴家持

李はスモモと読んでください。
 (自分の庭にスモモの花が散ったものだろうか、それとも はだれ(残り雪)なのだろうか、庭に残っているのは)
スモモの花びらが白いので、残り雪なのかスモモの散った花びらか、判断つかないよー見たいな感じでしょうか。そんな訳ないだろーと、突っ込みたくなります。

ということで、万葉植物は気が向いたときに続きを載せたいと思います。では。

ここのところ原発に関する記事しか紹介してませんが、今までも些細なニュースを継続して取り上げる姿勢だったと思いますので、今しばらくおつきあいください。

電力各社、原発の再開延期相次ぐ 安全投資多額に



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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響により、全国の 電力会社が、定期検査などで運転停止中の原発の再開延期に相次いで追い込まれている。建設計画の先送りもある。関西電力の最大1千億円をはじめ各社とも多 額の追加安全投資が必要。政府が先月末示した津波対策などの実施で各社は運転を再開したい考えだが、地域住民の理解を得られるかは不透明。夏にかけ一部で 電力需給が逼迫する可能性がある。

 中部電力は、東海地震が想定され懸念が出ている浜岡原発(静岡県御前崎市)について、定検中の3号機で4月上旬の再開予定を見合わせた。北陸電力は点検停止中の志賀原発1、2号機(石川県志賀町)の「再開時期を申し上げられる段階ではない」(久和進社長)としている。

 九州電力は玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)について、4月上旬にかけて予定された再開を延期。安全対策実施 後の5月中に再開したい意向だ。ただ「地元の理解を得なければならない」(真部利応社長)としており、調整が必要。難航すれば再開が遅れ、夏場の計画停電 の可能性を「否定できない」(同)事態になりかねない。

 建設計画についても中部電は、2015年に予定していた浜岡6号機の着工を16年度に先送り。関電は美浜原発1号機(福井県美浜町)の後継機調査を中断、中国電力も山口県上関町で計画中の上関原発の着工遅れの可能性を示唆した。

 プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電への影響も出ている。事故が起きた福島第1原発3号機で実施されていたが、中部電は浜岡4号機での実施を13年以降に延期。関電は十分な警備体制をとれないことを理由に、高浜原発(福井県高浜町)へのMOX燃料輸送を延期した。

 安全対策投資では、原発の発電比率が50%超と高い関電は数年間で最大1千億円を新たに投資すると表明。九州電力は400億~500億円と、各社は非常時用の電源車や発電機の高台への追加設置などに取り組む方針だ。

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堰を切ったように、各電力会社による安全対策が出てきました。もう少しはよやれよ、と言いたいですが、ともかく万全を期してほしいです。

今までのように、地震学者がいうぎりぎりの線での対策じゃなく、大きくゆとりを持った安全対策にしてほしいです。また、額の大小ではなく実効性を伴ったものにしてほしいです。

地震の前に発覚した点検もれ(最長11年)など、新たに導入された安全対策も点検の不備により、肝心なときに動作しなければ意味がないわけです。

各電力会社は、多くの市民の目が厳しくなっていることは充分意識しているみたいですね。これからは、我々一般市民もより厳しい目で原発対策を見つめていかなくてはならないでしょう。
ヤフーのトップにも出ていたニューストピックスなので、記事を見られた方も多いと思いますが、以前から気になっていた事柄なので、こちらでも改めて掲載したいと思います。

なぜ女川原発は無事だった 津波の高さは福島と同程度

以下記事引用(2ページ分)
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東日本大震災の際、東北電力の女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)も、東京電力福島第一原発と同じクラスの津波に襲われたが、福島第一のような大きな被害はなく、危機的な状況に陥ることはなかった。その違いは何だったのか。

 福島第一原発から北に約120キロ離れた太平洋岸にあり、三つの原子炉が並ぶ女川原発。福島第一原発を襲った津波は高さ14メートルを超えたが、女川町 を襲った津波は17メートルクラスだったとする調査結果が出ている。津波で、女川原発の1~3号機のうち、2号機の原子炉建屋の地下3階が浸水したが、原 子炉を冷やすために不可欠な電源が失われることはなかった。

 女川原発の安全審査で想定した津波の高さは最大9.1メートル。想定を大きく上回ったのは、福島第一原発と同じだ。それにもかかわらず、被害が小さかっ た理由について、東北電力は「詳しい経緯は今後の調査を待たなければならないが、余裕を持った造りが大きかったと考えられる」と指摘した。

 「余裕」が最も表れているのは、原子炉建屋の海面からの高さだ。同原発の主要施設の標高は14.8メートルあり、10メートル前後だった福島第一より高 い。女川原発は2号機の熱交換器室が浸水の影響で使えなくなった1系統を除き、非常用電源が正常に稼働した。施設の位置の高さが津波の被害を防いだ可能性 があるという。

 また、女川原発では、福島第一原発とは違い、外部電源が失われなかったことも大きかった。東北電力によると、女川原発につながる2系統の送電幹線のう ち、片方は地震の影響で止まったものの、もう一つは電気を送り続けた。同原発1号機は変圧器の故障でこの外部電源が使えなくなったが、2、3号機では維持 された。福島第一原発で外部電源が喪失したことについて、東電側は「送電鉄塔が地震で倒れたため」と説明している。

ただ、津波対策として原発を海面からより高く建設することは容易でないという。原発は大量の冷却水を必要とするため、海水面近くに造らなければなら ない。核燃料や運搬時に燃料を包むキャスクなど、何トンもの重量がある荷物は船で敷地内に運び込まれることが多く、建屋の標高が高くなれば、作業がそれだ け困難になるという面もある。  宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は「原発は、硬い岩盤の上に建設することが不可欠だ。国内でも、原子炉建屋の高さがまちまちなのは、適した岩盤の位置によるという事情がある」と話している。

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女川原発での津波の高さは、福島第一原発よりも3m高かったわけで、震源からの距離も女川の方が近いので、結果として女川の方が耐震強度も津波対策も充分であったことが証明されています。

古い耐震基準で設置された原発ほど、危険度は高そうです。一概には言えませんが。

写真で見る限り、女川原発に繋がる鉄塔はあるようですが、こちらも無事だったようですね。送電用の鉄塔の耐震強化も見直す必要がありそうです。

また最後のコメントにある「原発は、硬い岩盤の上に建設することが不可欠だ。国内でも、原子炉建屋の高さがまちまちなのは、適した岩盤の位置によるという事情がある」ことが、津波対策として原発を海面からより高く建設することは容易でない理由には当たらないと思います。条件に照らして、そういう立地でない場所に原発を建設することが間違いです。

原発はリスクが高いからこそ、万全を期して設置運営されているという、従前の説明は嘘であったという訳です。