いま住んでいるところは奈良県の橿原市なんですが、自転車で10分ほど行くと明日香村の甘樫丘があり、よく朝の散歩などで利用しています。
この甘樫丘には「万葉の植物園路」なる遊歩道があり、道沿いに万葉集に由来のある植物の、名前当てクイズラリーが出来るようになっています。
万葉集に出てくるといっても、一部外来のものも含まれていますが、すでに千年以上日本に定着しているものなので、明日香の風景を壊すようなこともなく自然にとけ込んでいます。
今日はその一つを紹介し、今後一つずつ出していければなあと思っています。甘樫丘で実際に名前当てをしたい方もいるかもしれませんので、正解はブログの一番最後に載せたいと思います。
では今日の万葉植物はこちら。
こちらの木です。全体に白っぽい花が咲いてきました。これから見頃になるようです。
少しよってみました、樹形が分かると良いのですが。
花のアップです。
さて正解ですが、
スモモでした。写真だけじゃ正直分からないと思います。実際に見てもらった方が良いと思いますが、僕は実際の木を見ても分かりませんでした。というかスモモっていままで見たこともありませんでした。
スモモは万葉集では「李」と書き(李下に冠を正さずの故事成語で習いましたよね)、バラ科の植物です。原産地は中国なので、飛鳥時代以前に日本に移入したのではないでしょうか。ということで、スモモ(李)が載っている万葉集をひとつ紹介しておきます。
「わが園の 李(スモモ)の花か 庭に散る はだれのいまだ のこりたるかも」 読み人:大伴家持
李はスモモと読んでください。
(自分の庭にスモモの花が散ったものだろうか、それとも はだれ(残り雪)なのだろうか、庭に残っているのは)
スモモの花びらが白いので、残り雪なのかスモモの散った花びらか、判断つかないよー見たいな感じでしょうか。そんな訳ないだろーと、突っ込みたくなります。
ということで、万葉植物は気が向いたときに続きを載せたいと思います。では。