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気になるニュース

九州南部や東北の日本海側での大雨が心配です。先日奈良でも、一時間で猛烈なゲリラ豪雨に見舞われました。
年々雨の強さが増しているようにも感じます。予報もなかなか難しいみたいで、みなさんも充分お気をつけ下さい。

さて、またしてもここ数日騒がしい玄海原発周辺ですが、元凶はまたしても政府内部の問題のようですね。

佐賀県知事、ストレステストめぐり政府批判

以下記事引用
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佐賀・古川康県知事は7日午前、首相官邸で枝野官房長官と会談し、原子力発電所への「ストレステスト」の実施をめぐる一連の政府の対応を批判した。

 古川知事「ストレステストをさらなる安心のために行うという判断については、評価するところでございます。ただ、なぜ今なのかという疑問が拭えません。政府自身として、考え方をとにかくしっかりしていただかなければ、我々は動きようがないということがあります」

 枝野長官「大変申し訳なく思っています。(早く色々なことを)わかりやすくお伝えできるように、海江田経産相、そして菅首相と相談してまいりたいと思っております」

 ストレステストの実施をめぐる対応について、古川知事は、政府としての統一見解を出すよう求めた。これに対して、枝野長官は記者会見で「誤解・混乱を招かないよう整理してわかりやすく説明、報告する」と述べるにとどまった。

 また、古川知事は、佐賀・玄海町の岸本英雄町長が玄海原子力発電所2・3号機の再稼働を了承したことを撤回したことについて、「もう一遍同意を取り付けることは非常に難しくなっている」との見通しを示した。


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最初ストレステストと聞いて、メンタルヘルスかなにかと思いましたが、原子炉の耐久性をチェックするテストということみたいですね。

今回の発端になった記事を追ってみました。


原発耐性試験:全原発をテスト 再稼働準備中を優先--経産相表明

以下記事引用
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海江田万里経済産業相は6日午前、経産省で記者団に対し、原子力発電所の一層の安全確保のため、全原発を対象に(耐性試験)を行うことを明らかにし た。定期検査などで停止し、再稼働ストレステスト準備中の原発を優先して実施。具体的な試験項目は、細野豪志原発事故担当相や原子力安全委員会と協議して 決定する。ただ、ストレステストの実施で原発の再稼働がさらに遅れるのは確実で、今夏の電力需給が逼迫(ひっぱく)するのは必至だ。

 ストレステストの実施は、5日の菅直人首相と海江田、細野両氏の会談で決まった。

 海江田氏は記者団に「直ちに作業に入りたい」と指摘。「安全確認だけでなく、国民の一層の信頼を得て再稼働していく」と強調した。再稼働が遅れる 懸念については「需給に問題が起きないよう責任を持つ」と語った。地震や津波などに対する原発設備の強度や機能などの耐性を評価する。

 欧州連合(EU)では東京電力福島第1原発事故を受け、6月から各国が自国の原発へのストレステストを実施している。経産省はEUのテスト内容も参考にする方針で、規制機関である原子力安全・保安院が実施する。

 原発の再稼働を巡っては、海江田氏が6月18日、原子力安全・保安院による各原発への立ち入り検査結果などを踏まえ、事故対応は適切に実施されているとして「運転停止中の原発の再稼働は可能」との見解を表明した。

 しかし、地元自治体の多くは疑問を示し、安全性について説明を要求している。九州電力玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)再稼働では、玄海町が運 転再開を容認しているが、古川康佐賀県知事と菅首相との会談は実現していない。政府は、一段の安全性確保のためストレステスト実施で理解を得る必要がある と判断した。ストレステストは設計上の耐性をシミュレーションするため、稼働中の原発でも実施できる。


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二つ目に紹介した記事のなかで、ストレステストを行う順番として
定期検査で停止中の原発を優先してテストする

とありますね。
つまり、玄海原発2・3号機の再稼働が撤回された理由として、再稼働してしまったらストレステストは後回しにされてしまうのでは、と思ったのではないかと言うところですね。

政府のお墨付きで再稼働に同意したはずが、そのおかげで安全確認が後回しにされてしまったとなったら大変という訳です。

個人的に問題だと感じるのは、定期検査で停止中のものよりも、稼働中の原子炉のなかで安全確認を優先して行わなければならない物があるんではないかというところです。

つまり、政府の対応は経済活動最優先で、安全は二の次と思われてもしょうがないのではと思います。まあ今回に限ったことではありませんけどね。


6月にドイツを中心にヨーロッパで猛威をふるった、腸管出血性大腸菌のニュースは、その後あまり報道されなくなっていましたが、今日になって新たな続報が記事になっていましたので紹介します。

大腸菌感染はエジプト産の種が原因か EUが禁輸措置


以下記事引用
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(CNN) ドイツを中心に腸管出血性大腸菌「O(オー)104」の感染が広がった問題で、欧州連合(EU)当局は5日、エジプト産のスプラウト(新芽野菜)の種が感染源だったとの見方を強め、同国からの種の輸入を禁止した。

さらに、エジプトの特定の業者を通じて2009~11年の間に輸入されたすべての種について、検査と廃棄を指示した。禁輸措置は全EU加盟国を対象に、10月末まで実施する。

これに先立ち欧州食品安全庁(EFSA)は同日、エジプトから輸入されたスプラウトの種が、フランスとドイツで広がった病原性大腸菌の感染源になった可能性が高いとの結論をまとめた。

種は業者が出荷する以前に菌に感染していた公算が大きいとし、生産または流通の過程で糞便に汚染されたとの見方を示したが、どこで感染したかは依然として不明だとしている。

問題の業者から輸入したスプラウトの種の流通先はまだ調査中だが、これまで考えられていたよりはるかに多くのEU加盟国に行き渡った可能性があるとした。

EFSAによると、管出血性大腸菌の感染によりこれまでにドイツで48人、スウェーデンで1人が死亡。EU加盟国とノルウェー、スイスで4178人の感染が確認されている。

ドイツでは5月に感染が広がり、フランスでも6月24日にボルドーで集団感染が報告された。

欧州委員会によると、5日の禁輸措置の対象となった種のエジプトからEUへの輸入量は、2010年の1年間で4万9000トン、約5600万ユーロ相当だった。スプラウトの種の大半はインドと中国から輸入しているという。 **************************************************************************

新芽野菜というと、カイワレ大根のような物を想像します。そういえば日本のO157のときも、カイワレ大根が大変問題になりました。
エジプトの新芽野菜がどんな物かよくわからなかったので、ちょっと調べてみました。
どうやらフェヌグリークというモヤシのようですね。たしかにモヤシも新芽野菜ではあります。

そのフェヌグリークのモヤシを、サラダにして食べたのが原因ではないかということのようですね。記事には書いていませんが。

記事にもある通り、まだ確定ではないようですが、その疑いが強いこともあり、輸入を停めたうえで今ある商品も廃棄にしたみたいですね。

少なくとも日本に入ってくるような野菜類とは違うみたいです。まだ安心とは言えませんが、少しは前進したのかなあと感じました。今後の続報を待ちたいと思います。


僕の職場では、仕事と関連がある無いに関わらず、様々なところからチラシが郵送されてきます。
そんな中の一枚をふと眺めていると、奈良県内で開催されるイベントの案内があり、「ビオトープと里山の生き物」というタイトルのイベントがありました。
ふと思ったのが、ビオトープについて何の説明も無かったので、果たしてその言葉で通じるのかという疑問です。

「ビオトープ」という言葉、みなさんどこかで聞いたことありますか?
あまり一般的な言葉ではないと思っていましたので、知らないという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。僕自身もあんまり詳しい訳ではなく、このブログでも取り上げたこともなかったと思います。

gooの辞書で検索してみると(カタカナで)

ビオトープ【biotope/(ドイツ)Biotop】

    生物群集が存在できる環境条件を備える地域。生物群の生息場所。ハビタットと同義にも用いられる。
とあります。うーむ、確かにそんな感じだけど、そんなに短い言葉で説明しきれないような気もします。

というか、ビオトープをテキストに表すのはなかなか難しい感じがします。定義や概念も人によって違っていたりする気もしますし、僕自身の解釈も正しいのかどうかわかりません。

個人的な解釈を披露するとすれば
・生物が生息する環境だけを準備し、外から生物を持ち込まない(植物も含めて、自然に様々な生物が棲むよう設計する)
・最低限水辺の環境は用意する(生物の多様性が増す?)
・通常は、自然環境が失われつつある場所に、多様な生物が生息させるためにビオトープを導入する。
・ビオトープ内では、小さな食物連鎖が成立していて、生物社会の仕組みを観察できる。

間違っていたらご指摘ください。

 僕がよくお邪魔させていただいているロッキーチャックさんのブログで、蛍の生育環境についての記事があり、そこを読ませてもらいながら考えさせられたのが、蛍が生育出来る環境での生物の多様さを、都会に近い場所で実現することの複雑さについてでした。

幼虫の餌になるカワニナが生息する水辺は緩やかな流れが必要だったり、また少々の藻が発生するような有機的な水質でないと生息しなかったします。また、成虫が発生する時期には、身を潜めるための草むらが必要なようです。
そういう環境を、外から生物を一切持ち込まずに実現しなければなりません。
ただ単に、生活用水を奇麗にするとか化学薬品が流れ込まないようにするとかだけでは、なかなか解決できません。

僕が知っているビオトープの失敗例では、気象状況や地形の読みが悪く、水辺になるはずの場所に水はほとんど残ってなく、年中水が涸れた状態になってしまったということもありました。

いずれにしても、ビオトープの考え方にあるとおり、人間は生育環境を整えることに徹して、外から生物を持ち込まないという概念が、都会に近い場所での自然環境復活に役立つのではないのかと思います。

外から持ち込まれた生物は、たとえ国内であっても外来種である場合があります。広い日本の中には、似ていてもたくさんの亜種があったり、亜種に認定されていなくても遺伝的に差異がある生物が、地域によって分かれている場合が多いのですが、地域おこしのために国内の他地域から人為的に生物が持ち込まれる場合があります。象徴的なのがゲンジボタルであり、悪意は無かったけれど無知であることから起きた悲劇なのかも知れません。

なんかだらだらと書いてしまいましたが、僕の身の回りでちょっと不安を感じることがあるのです。

奈良県を流れる飛鳥川の上流で、比較的大規模な護岸工事が行われています。飛鳥川上流付近は先般国が指定する「重要文化的景観」選ばれたこともあって、環境面での配慮はされていると思いますが、その護岸工事がどういう物か、情報公開元にたどり着きません。現地に直接見に行った感じでも、かなり大掛かりな護岸工事に見えました。

この飛鳥川の上流でも、ゲンジボタル(場所によってはヘイケボタルも)がたくさん生息しているので、そこまできちんと考えて工事がされているのか、もう始まってしまいましたが大変気になっています。

明日以降、もう少し突っ込んで調べて、問い合わせして見たいと思います。

ゲンジボタルの移入問題も含め、一度失われたその場所固有の生物は、取り戻すのが本当に難しいということを、いろいろ考えさせられました。