転勤の度に、引っ越しで発生する粗大ゴミなどを持ち込んだりしていましたので、市町村でそういった処理施設がどういう場所にあるのかも何となくわかります。
当然といえばそうなんですが、ゴミ処理施設はだいたい住宅地から離れた、人けの少ない丘陵地などに作られていることが多いです。生臭い匂いもあるし、一時期焼却炉の煙突からのダイオキシンなどが問題になったことから、住居から遠い場所に作られているようです。
もちろん、いまある焼却施設はダイオキシンが発生しない、現在の基準の物ばかりではありますが。
以下記事引用
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自前の焼却施設を持たず他市の広域支援に頼っている小金井市で11月中旬に可燃ごみ処理が行き詰まる恐れが出てきた。事態打開のカギは他市の支援を取り付けることができるかどうかだが、今のところ見通しは立っていない。【森下功】
小金井市の見込みによる今年度の可燃ごみ排出量は1万3500トン。うち8000トンは多摩川衛生組合(稲城、狛江、府中、国立の4市で構成)が 処理すると決まっているが、残り5500トンの受け入れ先は確保できていない。ごみ減量を市民に呼びかけるなどしているが、このままでは同組合の受け入れ 枠がいっぱいになるのは必至。市は可燃ごみの収集をストップせざるを得ないタイムリミットを「11月15日」と想定、今月から緊急タウンミーティングを開 いて切羽詰まった状況を市民に説明している。
4月の市長選で現職を破り初当選した佐藤和雄市長は25日に開かれた都市長会(会長・北川穣一昭島市長、多摩26市で構成)でごみ処理の受け入れを要請。11月4日の多摩川衛生組合の正副管理者会議にも同席し、支援継続を訴える。
かつて調布・府中市とともに旧二枚橋焼却場を運営していた小金井市だが、老朽化のため07年3月で焼却炉を停止、同4月から広域支援での処理が始 まった。小金井市は10年3月、国分寺市と共同で二枚橋跡地に新焼却場を建設する方針を決定したが、調布・府中両市や周辺住民の同意を得ることは難しく、 暗礁に乗り上げた。
実現可能なごみ処理計画を示せないまま支援に頼りきりの小金井市の姿勢に不信感を募らせていた他市は、佐藤市長が選挙戦で前市長のごみ処理費用を「4年間で20億円の無駄づかい」と批判したことで反発を強めたとする指摘も出ている。
佐藤市長は6月議会で問題視された表現を謝罪・撤回し、7月分の給料を20%減額して反省姿勢を示した。しかし、現段階で小金井市への支援を明確にしている市はない。タイムリミットまで1カ月を切り、可燃ごみ収集ストップに突入する最悪の事態も現実味を帯びてきた。
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東京などの都心の自治体は、商業地や住宅地ばかりなので、自前の区域にゴミ処理施設などがなかなか作りにくい状況にあると思います。
そこで、周辺の自治体などと協力して、なるべく郊外の場所に、共同のゴミ処理施設をつくっているようです。
小金井市の例を見てみると、そういった長期的な計画が長い間放置されて、こういう事態に至ったというところでしょうか。
ただこのまま放置していれば、周辺の自治体にも大きな影響が出てくる(不法投棄など)可能性もあり、最終的にはどこかが手を差し伸べる可能性もあるのかなという感じですね。
当の小金井の市長は、選挙戦で「ごみを燃やさず処理する方式の導入を提案」をしたそうですが、少なくとも現時点では実現に向かっているとは思えません。より現実的な方向性に変換しないと、そのうちこの市から企業や市民が逃げ出してしまうかもしれません。