アライグマと文化財 | ビービービーのブログ

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気になるニュース

ここ数年、各所で様々な被害を及ぼしている動物といえば、アライグマがあげられます。
農作物の食害から、攻撃性が高く人やペットへの獣害など、被害は様々でニュースでもよく取り上げられています。

そんなか、僕の身近な場所でこんな記事が出ていました。

コイのえさで御用 明日香村の岡寺でアライグマ捕獲 奈良

以下記事引用
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25日午前6時ごろ、明日香村の岡寺の境内で、捕獲用の檻の中にアライグマ1匹が入っているのが見つかった。同寺によると、今年春ごろからアライグ マ3匹が本堂(県指定文化財)に隣接する納経堂の屋根裏に棲みつき、本堂や鐘楼堂を爪で引っかいたり、雨漏りのように天井から納経堂に尿が落ちるなどの被 害があったという。

 アライグマは体長約50センチの雌で、村の委託を受けた猟友会が処分した。同寺が今年5月、報道でアライグマの好物と知った「チキンラーメン」を入れた檻を本堂に3日間設置したが効果はなく、コイのエサを置いたところ、すぐに捕獲できたという。

 最近、コイのエサを入れ、蓋を2重にした缶が開けられ中身を食べ尽くされる被害があり、コイのエサを思いついたという。

 同寺の川俣海雄副住職は「本尊(重文)に傷をつけないか心配していたが最近は人を襲う事例もあり、何とかしなければと思っていた」と話している。

 明日香村地域づくり課によると、村内でアライグマによる被害が目立っているため、今年中に捕獲用の檻100個を村内に設置する予定という。


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アライグマは、アニメ「あらいぐまラスカル」で有名になった後、日本にペットとして多くの個体が輸入された後、手先が器用だったこともあって逃げ出したり、あるいは凶暴さに手を焼いて捨ててしまった物が、野生化したのではと言われています。


実は「あらいぐまラスカル」でもアライグマの凶暴性やペットとして不向きな点はしっかり描かれていたので、ちゃんと最終回までみていたらこんなことにはならなかったのではとも思います。ラスカルが大きく成長するにつれて、可愛らしいラスカルがトラブルメーカーになっていくのをみるのは、つらかったですね。


特に多くの文化財を有する京都・奈良では、建築物や仏像などの被害が深刻で、うまく共存することが出来ずにいます。

かといってすべての個体を駆逐できるとは思えず、ある程度生息することを前提とした防衛対策も考えて行かなくては行かないと思います。


アライグマは可愛らしいですが、世間の認識は”洗いグマ”でなくすっかり”荒い熊”になってしまいました。