そんなある日(というか昨日)、外での仕事を終えて帰り道、小さな用事のために石舞台古墳近くに立ち寄ったときのこと。一緒にいた同僚から、「○○さん、あの虫なんですか?」と質問されました。
困ったな、虫とか詳しくないんだけどと言いながら、その虫がいるらしき木の幹を覗き込むと、そこにはタマムシの姿が。
タマムシがいたのはこの木。木の下の方にいるのですが、これでは見えないですね。
ちょっと斜めになってしまいましたが、タマムシですね。同僚に聞いたら、見るのは初めてだそうです。そういえば最近見なくなりました。地元の人に聞いても、かなり見る機会が減っているとのこと。
さらにトリミングしてみましたが、ちょっとぼやっとしてますね。ああ撮り直したい。
まさに玉虫色なんですが、ちょこっと内側の翅がはみ出しています。
奈良のタマムシと言えば、斑鳩にある法隆寺に安置された国宝「玉虫厨子」が有名です。
実際のタマムシを使って、玉虫厨子の装飾にしたらしいです。玉虫厨子の作者は不明ですが、一説には鞍作鳥(くらつくりのとり)であるといわれています。鞍作鳥は飛鳥寺にある飛鳥大仏の作者。ということは、もしかしてこのタマムシの祖先は、飛鳥時代に鞍作鳥によって玉虫厨子にされていたのかもしれません。なんてね。