飛鳥時代の韓流?渡来系氏族・東漢氏の古墳発掘 | ビービービーのブログ

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 奈良県明日香村の南西部にある高取町は、明日香村と同様に古墳時代の遺跡が多く眠る場所です。この場所には大和朝廷に迎えられた渡来系技術集団、東漢氏が定着した場所でもあるため、高取町にある古墳のいくつかは、東漢氏の有力者の墓ではないかと言われています。

その東漢氏と関連があるといわれている与楽鑵子塚古墳の発掘調査が発表されました。

石室から豊かな副葬品…渡来系氏族・東漢氏の墓か

以下記事引用
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奈良県高取町の与楽(ようらく)鑵子塚(かんすづか)古墳(6世紀後半)の石室から、馬具やミニチュア炊飯具、装身具など豊かな副葬品が出土し、3日、町教委が発表した。

 一帯は渡来系氏族、東漢(やまとのあや)氏の根拠地とされており、石室や副葬品の特徴からも東漢氏の有力者が葬られていたとみられる。大和朝廷を支えた渡来系氏族の実態を考える資料になるという。

 国史跡指定を目指して学術調査。その結果、同古墳は直径28メートルの円墳で、巨石を組み合わせたドーム状の高い天井を持つ横穴式石室(幅3メー トル、長さ4・2メートル、高さ4・4メートル)と、石室への通路の「羨道(せんどう)」(長さ4・6メートル)などを確認した。


6世紀終わりまでに2度追葬した痕跡があり、木棺三つ以上が収められていたらしい。盗掘に遭っていたが、床面から、鞍(くら)金具の破片や「はみ」 などの鉄製馬具一式、鉄製釣り針、金銅装耳環、銀製指輪各1点などのほか、渡来人の墓の特徴とされる土師器のミニチュア炊飯具など副葬品計25点が出土し た。

 現地説明会は行わない。10月22~30日、同町田井庄の町歴史研修センター(0744・52・4637)で遺物を展示する。

 白石太一郎・大阪府立近つ飛鳥博物館長(考古学)の話「一帯は後に蘇我氏や大王家の墓域になる。その背景にあった東漢氏ら渡来系氏族の勢力の大きさが、次第に明らかになってきた」


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リンク先には、古墳内で発見されたミニチュアの土器や、高さのある石室内を撮影したものもありますので、興味のある方はご覧ください。

東漢氏というと、崇峻天皇を暗殺したといわれる東漢駒(やまとのあやのこま)など、蘇我氏と深い関わりがあったといわれる氏族です。その出自は、朝鮮半島の伽耶地域(任那)ともあるいは百済ともいわれていて、当時の大和朝廷との交流が深い場所であったことから、現在の明日香村から高取町にかけての地域に、技術者として招かれたとも言われています。

記事にもある通り、現地説明会は行われませんが、高取町にある歴史研修センターで発掘された副葬品などが、10月下旬に展示される予定とのことで、ぜひその際には見学に行ってみようかなと思っています。