そんな天気もあって、一時期の猛暑からは一段落して、割合涼しい日が続いています。本当の暑さはこれからなので、少しずつ暑さ対策も考えておかなくてはなりません。
そんな中、北部九州では原発の再開をめぐって、いろいろと議論が巻き起こっているようですね。
以下記事引用
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九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡り、毎日新聞が立地・周辺自治体の首長にアンケートしたところ、回答した10人のうち 「容認できない」と明確に答えた2人を含め半数が慎重姿勢を示した。古川康・佐賀県知事が再稼働を認める意向を示し、岸本英雄・玄海町長は4日、九電に再開容認を伝える方針だが、周辺自治体の不安は解消されていないことが明らかとなった。
アンケートは6月下旬、玄海町と原発から30キロ圏内にある7市の首長のほか、佐賀、長崎、福岡の3県知事に実施。佐賀県知事を除く10人が回答した。
◇「容認」は玄海町長1人
運転再開を「容認」と答えたのは玄海町長のみ。隣接する唐津市長と、海を挟んで30キロ圏内にある長崎県壱岐市長の2人が「容認できない」と明言 した。長崎県、同県佐世保市、松浦市の3首長は「国は十分な説明が必要」などと慎重姿勢を示した。残り4人は態度を明確にしなかった。
容認できない理由について、唐津市長は「市民の不安払拭(ふっしょく)が第一」、壱岐市長は「(国が指示した)安全対策が分からないため」とし た。これに対し、玄海町長は「国が『安全は確保された』と認めた。地元産業界も再開を要望しており、現実的判断が必要。(停止長期化は)電力不足を招き地 域経済に悪影響を及ぼす」と容認理由を説明した。
一方、松浦市長は「玄海1号機の劣化による危険性が指摘されている」と答えた。
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原発立地市町村とその周辺市町村の対立は、なにも今に始まったことではなく、それこそ原発の建設がはじまったころから連綿と続いていると思います。
玄海原子力発電所の場合、玄海町と唐津市は隣同士というよりも、玄海町を唐津市が取り囲むような立地になっていて、ほとんど同一市町村と言ってもいいくらいです。
平成の大合併の際には、玄海町を含めて唐津市になるという構想もありましたが、その後玄海町は合併協議から離脱して、どことも合併をせずに現在まで来ています。このあたりは、他の原発立地市町村も似たような状況だと思います。
唐津市としては、原子力発電所を取り囲むような立地であるのにも関わらず、市民の安全にかかる判断を自分たちの意志を反映できずにいることが、非常に問題だと感じているようです。
残念なことに、この問題を通じて無用な地域対立が巻き起こっているわけです。
記事にもあるとおり、長崎の松浦市長は今停止しているものより、今稼働中の玄海1号機の劣化による危険性を強く指摘しています。こちらについては、以前紹介した記事 を参照ください。