そういう年は、野生動物の冬越しがうまく行かず、個体数を減らすこともあると聞きました。ここ数年野生シカの樹木などの食害に関する記事を多く見ましたが、今年はかわいそうですが冬越しが出来ない個体が増え、自然のバランスを取り戻すのかと思っていました。まだどうなるかわかりませんが。
そんななか、こんな記事が出て来てちょっとびっくりしました。
「おひさま」の畑が消えた シカ食害で菜の花全滅 長野
以下記事引用************************************************************************
例年、大型連休ごろには、一面の菜の花と残雪の北アルプスの景観で、絶景ポイントとして人気が出てきた長野県大町市中山高原の菜の花畑が、シカの食 害で全滅した。菜種収穫後の8月下旬には、混栽されているソバの花が咲き、NHK連続テレビ小説「おひさま」に登場するソバ畑となる。放映を機に、観光面 でも期待していた地元は大きなショックを受けている。
菜の花を栽培する菜の花農業生産組合の竹折敬喜組合長によると、雪解け後の13日に組合員が被害に気づいた。ソバと混作している5ヘクタール、菜の花だ けの3ヘクタールの計8ヘクタールで、緑の葉を茂らせ始めた菜の花は、根だけを残して全滅した。被害は、スキー場跡地を利用して栽培を始めた2004年以 来、初めてのことだという。
市内のNPO地域づくり工房は、菜の花から油を絞り、回収した廃油をバイオ燃料とする「菜の花プロジェクト」で、組合に栽培を委託している。調味油としての販売も軌道に乗り始めていた。
さらに満開の菜の花畑と北アルプスの景観の人気も高まり、シーズンの週末には1日約2千人を集めるまでになった。朝ドラ放映を機に、観光協会なども売り込みに乗り出した矢先だった。
今回の被害で、5月14日に予定していた「菜の花ライブ」などのイベントは中止になった。
竹折組合長は「予想外のことだが、ことしで終わるわけではないので、対策を考えないと」。地域づくり工房の傘木宏夫代表も「せっかく、それなりのブラン ドに育ててきて、地域にとっても大損害だ。県や市などにも対策をお願いしたい」という。25日には、行政や観光関係者らを現地に招き、説明会を開く。
連ドラ放映中でもあり、組合はとりあえずソバをまいて、6月にはその花を楽しんでもらう。その後、土にすき込んで肥料にする。7月下旬には例年通り、ソバと菜の花をまくことにしている。
信州大農学部野生動物対策センター長の泉山茂之教授によると、シカ1頭は1日5~6キロのえさを食べる。当面考えられる対策は、金網の柵や電気柵の設置。県は年間約1万9千頭を駆除しているが、被害は減る様子がない。
泉山教授は「立山黒部アルペンルート入り口の扇沢でもシカを目撃した。南アルプスのお花畑は10年で壊滅状態になった。北アルプスも危ない。駆除をはじめ、様々な対策を組みあわせてやるほかない」と語る。(山田新)
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そういえば春のNHK連続テレビ小説は、安曇野が舞台でしたね。
安曇野からほど近い長野の大町といえば、割と雪が多いと認識していました。聞いた話だと、ここ数年の中ではそこそこの積雪量だったということでした。
なので、シカもほどほどになっていると思いきや、そうでも無いのかもしれませんね。
本当にシカのせいかどうかも、確定していないのかもしれませんし。
それにしても、一つの県で年間19000頭の処分とは、すごい数字ですね。それでも減少していないのでしょうか。そうとうな生命力ですね。
リンク先の写真を見る限りでは、全滅は本当かもしれません。すごい食欲。
今年のシカ食害に関するニュースは、どうなって行くんでしょうか。気にしつつ追って行きたいと思います。