霧ケ峰の在来植生保護へ討論 諏訪で学識者らシンポジウム
以下記事引用
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諏訪市郊外の霧ケ峰高原の植生保護について研究者らが語り合うシンポジウムが12日、同市内で開かれ、ニッコ ウキスゲなど在来種の減少やニホンジカの食害などをめぐり議論を交わした。会場には一般市民や自然保護活動などに取り組むボランティア団体、行政関係者ら 約80人が詰めかけ、真剣に耳を傾けた。
在来植生復元活動に取り組む小和田牧野農協が主催。霧ケ峰自然環境保全協議会座長の土田勝義・信大名誉教授、岡谷市出身の増沢武弘・静岡大理学部 教授、理学博士の泉山茂之・信大農学部教授、林野庁中部森林管理局の元島清人生態系管理指導官の4人が「美しい霧ケ峰の自然を守るために」をテーマに話し 合った。
増沢教授は昨年の生育が悪かったニッコウキスゲについて天候などの外的要因に加え、若い個体が少ない現状を指摘。「将来的にも楽観できない状況。 学術的な知識を活用した復元事業が必要」と話した。泉山教授はニッコウキスゲなどの好きな植物を優先して捕食するニホンジカの特性を指摘。捕獲や防護柵設 置の必要性を訴えた。
一般参加者からは霧ケ峰情報の速報を求める声やニホンジカの習性を問う質問が出た。同組合の藤森順三組合長は「今後、取り組むべき方向性が明確になってきた。活動に生かしたい」と話した。
このシンポジウムの主題は、在来種の植生保護でしたが、ニホンジカに対する対策も話題に出ているようです。農作物や樹木の食害も大変ですが、ここでもやはりニッコウキスゲの被害について、様々な形で指摘があったようです。よっぽどおいしいんですかね、ニッコウキスゲ。
長野のように、冬がとても寒い地域で鹿の食害が目立つということは、やはり暖冬によって鹿の冬越しが増えてきたということの証明なんでしょうか。そういった意味でも、温暖化対策は急務なのかもしれません。