春:鹿の食害対策 | ビービービーのブログ

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 奈良公園では、本当に愛らしい野生鹿たちなんですが、先日の尾瀬の話題でも触れた通り、ここ数年鹿による植物の被害が拡大していて、深刻な問題になっています。そこで、各地で行われている鹿対策について、少しずつニュース記事から紹介していこうと思います。

シカ:電気柵拡大へ 希少植物の群生地保護--霧ケ峰高原 /長野

以下記事引用
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ニホンジカによる希少植物の食害や踏み荒らしが続く霧ケ峰高原で新年度、ニッコウキスゲが群生する県霧ケ峰自然保護センター前の園地(諏訪市)や車 山高原スキー場周辺(茅野市)など3カ所に、シカの侵入を防ぐ新たな電気柵が設置されることになった。これまでに設けた分を加えると、電気柵や防護ネット の総延長は5カ所で13キロ以上に及ぶ見込み。関係機関では設置場所を増やして群生地などを囲い込むことで、植生保護の態勢を強化する。【武田博仁】

 霧ケ峰高原にかかわる行政機関や団体でつくる「霧ケ峰自然環境保全協議会」(座長・土田勝義信州大名誉教授)が、諏訪市内で24日に開いた会合で報告した。

 新設される車山高原スキー場周辺では、同協議会が茅野市、車山高原観光協会と連携して、ニッコウキスゲ群生地5区画に延長計約4・5キロの電気柵 を設置する。同じく県自然保護センター前の園地にも、地元の牧野農協が県の支援金を得て、群生地の園地を囲む形で延長約2キロの電気柵を設ける予定だ。

 また、諏訪市の車山肩にも延長1・6キロの電気柵が新設され、昨年設けた同500メートルの防護ネットと接続してニッコウキスゲ群生地を囲む。植 生保護のために昨年、湿原を囲む大規模な防護ネット設置を始めた八島ケ原湿原(諏訪市・下諏訪町)では、残りの南半分約1・8キロにネットを設け、全周を 巡る延長約4キロが完成する。

 いずれも、関係機関の新年度予算が決定した後、5~6月に実施する予定。設置の作業は協議会の構成団体メンバーのほか、ボランティアも募って行うという。土田座長は会合で「効果的なシカ防護ができるよう、協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 ◇県3期計画で3万頭増推定

 県がまとめたニホンジカの第3期保護管理計画(11年度から5年間)の素案によると、霧ケ峰高原を含む八ケ岳地域個体群の推定生息数は4万8527頭(プラスマイナス2万4829頭)で、2期計画時より3万頭以上増えたと推定した。

 同高原では昨夏、ニッコウキスゲの開花状況が極めて悪かったこともあり、協議会に加わっている商業団体は観光集客の落ち込みを憂慮している。このためメンバーがワナ猟免許を取り、独自にシカ捕獲にも乗り出す方針だ。

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尾瀬の現場でもそうらしいんですが、どうやら野生鹿たちはニッコウキスゲが好きらしいですね。
もちろん、その他の希少植物も、鹿による被害が非常に大きいようです。電気柵の効果自体はそこそこあるんでしょうけど、根本にあるのは鹿の個体数自体にあるわけです。電気柵以外の場所に、被害が集中することも充分考えられます。

今年度は各地で大雪が降り、鹿の生息域でも平年より雪が深かったと思われます。以前紹介した記事でも、大雪の年は冬越しできずに死亡してしまう鹿が多く、春には個体数が大きく減ってしまうことが分かっています。なので一時的に今年の春は、場所によっては鹿の被害が減ることが予測できると思います。

ただ、毎年大雪になる訳でもないので、鹿の個体数をコントロールする画期的な方法を、他に考える必要があると思います。それくらい、鹿の被害が深刻であることは間違いないと思いますので。