漆黒街 -2ページ目

私信

某Mさんへ。

明日の、Aさんとの会話の時に俺の名前を出したら面白いことになるかもしれないよ、とだけ言っておきます。
気まずいことになるかもしれませんが。
あくまで事故責任でどうぞ。
俺もどうなるかわからんので。

内蔵内臓

プラスティックトゥリーというV系バンドの曲に、内臓マイクという曲がある。
俺は、この曲が好きなのだが、この曲を直視出来ない。
一つだけ、直視出来ない理由がある。

歌詞だ。

歌詞が、歌詞の一ヶ所だけが、どうにも。
心の深い所をえぐる。
その部分は。

不感症のくせに「愛して。」ってもがいて

ここだ。
過去とフィードバックしてしんどい。
くらくらする。

昔の彼女が不感症だったんです。

味覚もあまり無い、あまり感じないという症状に手を焼いたのを覚えている。
まぁ、お察しの通り心を患ってました。
健気にも俺は心理学を学び、精神科医になってこの子を支えようとか考えてました。
まぁ、結果的には別れたんだがね。

別れ方に問題があった。

「自分で道を砕いた」というのがこの時だ。内輪話だが。
突き放し、酷いことを言ったのを覚えている。
「またあんなことをするんじゃないか」と思ってしまって新たな恋に行けなかった。
自分でトラウマ作って自分で脅えてたら世話無いな。

そんなことを思い出すから、正直しんどいです。

Love is blind.

Love is blind.とは良く言ったものだと思う今日この頃。こんばんは、黒です。
blindという単語は、少々差別的な意味を有すということで、現在はあまり使わないように指導されているらしいですね。
俺はご多分に漏れずこの意味で言うと差別されるべき人間なもので、まぁ確かになぁ、と否定は出来ません。

俺の好きな人、仮にAさんとしますが、Aさんがとある理由で少々離れていた時がありました。
そんな時、「離れるぐらいなら当たって砕ければ良かった」と後悔していました。
で、今日Aさんが帰って来られたわけですが、もし帰って来たらどうしようかと考えていた内容がすっかり抜け落ちてしまいました。
帰って来られたということだけで放心気味になってしまったわけです。
考えまで飛んでしまって、今どうしようかと悩んでいるわけです。
全く、盲目どころか痴呆まで発症しましたよ。
こんな状態になってしまうのなら、確かに「恋をする」ということは「敬遠という名の差別」を受けるなぁ、と思った今日この頃です。
まぁ俺は俺らしく、突っ走って突っ走って突っ走ってやろうと思いますが。
それしか出来ないからな、俺には。



俺だって、「もう恋なんてしない」って思ったことあるけどな。
普通にしていた筈が、いつの間にか「黒はあいつが好きらしい」という情報が同学年の全生徒に知れ渡ってきつい思いをしたなんてこともありました。
この事が、現在の俺のフェミニズムを構成したのかもしれません。
「女性は直接愛でるものではなく、見守り愛でるもの。」
愛さない。
まして告白なぞしない。
ただ見守る。
父が我が子を見守るように。
神が人を見守るように。
そうした中に出てくる喜怒哀楽に心を動かし、そしてまたそれを励みに見守る。
だから俺は従者の如き佇みで構わない。
近しい女性が居ても、俺はアピールしない。
周りが幸せになれればそれでいい。
女性とは、深い付き合いをしない。
広く浅く。それが俺のフェミニズム。
あぁ、なるほど、これが俺の一つの矛盾っつうわけか。
本当は見守るだけじゃ足りないのにそれを押し付けて。
こんな決断を中学に入るまでには決めて。
だからよく老けてるとか言われるんかね。

……まぁ、こんなトラウマもポリシーも全部吹き飛ばしやがるのが、恋の恐ろしさ、ってやつかもね。