Piglet: "How do you spell love?" 

Pooh:"You don't spell it, you feel it."

ピグレット:「love(愛)って、どうやって書くんだっけ?」
プーさん :「書くものじゃないよ、感じるものなんだよ」

         

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃に親や先生から、こんなことを言われた経験はありませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「相手の立場に立って物事を考えなさい。」

 

 

 

 

 

誰かに意地悪をしてしまった時。

誰かを泣かせてしまった時。

 

 

それぞれ場面はあると思いますが、きっと誰しもが一度は言われたことがあるんじゃないかと思います。

 

 

 

そう言われた時の気持ちはあまり覚えてないと思いますが、

「まぁそうだよね。相手の立場に立つことって大事だよね。自分がそうされたら嫌だもん。理屈はわかるよ」

 

 

このくらいの認識でいたんじゃないでしょうか?

 

 

 

何を隠そう僕自身がそうでした。

 

 

 

 

ただ、社会人になって前職、百貨店で仕事をしていた時のベテランの上司にも、「お客様の立場になって考えなさい。」と言われてました。

 

ビジネスを始めてからは、自分自身で考えることが多くなりましたが、結局行き着く先は「その人が何を求めているか?」です。

 

その人の立場で物事を想像したり、その人の気持ちを想像します。

 

 

 

”相手の立場に立つ”

 

これはめちゃくちゃ大切なことなんですよね。

 

 

 

小学生の時から言われることだけあって、人生において本当に大切なことだと身に沁みて感じてます。

 

 

もちろん、「相手の立場に立つことって大切なことなんだよ」って言ったとしても、

 

「そんなこと当たり前じゃん〜。」と思われる方も多いと思いますが、どれだけ大切なのか?その認識の違いはあると思います。

 

 

 

 

どうしてそんなに大切なのか?

 

 

 

 

 

それは人間関係。つまり、この社会に生きている以上、全ては人と関わり、人との繋がりの中で生きてますから、この社会で生きるには人との繋がりは切り離せないものなんです。

 

職場の人間関係、友人関係、恋愛関係、家族関係、商売(ビジネス)においてもそう。

全ては人間関係なんです。

 

実際に、人の悩みのほとんど全ては元を辿ると人間関係から生まれてきてますからね。

 

 

 

 

これはよくクライアントさん達にもお伝えします。

 

「自分のことよりも、まずは相手のことをよく考えましょう。」

「自分のことよりも、まずは相手の為を考えましょう。」と。

 

これは聖人君主とか綺麗事ではなく、自分の為を”本当に”考えるのであれば、まずは相手の為を考えるんですよ。

 

 

 

例えば、ディズニー映画の「美女と野獣」だってそうです。

 

「美女と野獣」は有名なので皆さん知っているかと思いますが、

 

 

ヒロインのベルが父親の悪い知らせを聞いて、帰りたいと言い出すシーン。

 

野獣からすると、せっかく仲良くなっていい感じの雰囲気なのに、ここで帰してしまったら、もう一生帰ってこないかもしれないし、帰ってきたとしてもその間に薔薇の花びらが全て散ってしまって、自分はもう一生野獣の姿のまま・・・・(もちろん召使い達も同じ運命)

 

 

この千載一遇のチャンスが・・・・

 

 

 

そして悩んだ挙句、野獣は自分自身のことではなく、愛するベルのことを想い、村に帰してしまうわけです。

 

 

 

でも、その結果、ベルは野獣を愛し、愛する野獣の元へ帰ります。

そして野獣も召使い達も呪いが溶けてハッピーエンド。

 

 

これってまさに、自分の利益ではなく、相手の立場に立ち、相手の為を思った結果、自分も相手もハッピーになるっていうことですよね。

 

 

 

つまりは、究極の自分本位は相手本位なわけです。

 

自分の為を”本当に”考えるのであれば、まずは相手の為を考えるんですよ。

 

 

 

人間誰しも、自分が一番可愛いものです。

 

自分のことは考えずに相手の為になることだけを考えろって、聖人君主のようにはなれないですし、綺麗事を言ってる訳でもありません。

 

自分の利益は大事です。

 

 

 

 

 

 

でも、だからこそ!!!なんですよね。

 

 

人間関係も全て、まずは自分の利益優先、という風には成り立たないです。

 

 

自分の為を考えるのであれば、それ以上に先に相手に為を考え行動する。

 

 

 

 

中途半端に自分のことだけを考えるから上手くいかないし、失敗するんですよ。

 

自分のことを考えるのであれば、もっと突き詰めて考えましょう。

 

そうしたら、自ずと答えは、まずは「相手の立場に立って相手の為を思う」ということになるはずです。

 

 

あとは世の中、バランスが大切なので、「自分だけ」も当然ダメだし、「相手だけ」もよくないんです。

 

バランスが悪いのでその関係って長続きしないんですよ。必ずどこかで無理が祟ってその関係は破綻します。

 

 

両者ともにハッピーになること、これが長い関係を続けていくには必要不可欠です。

 

 

 

これは、仕事も友人、家族、恋愛、せっクス、人間関係全てにおいて言えることです。

 

 

 

 

 

 

 

「世の中、 Give & Give & Give だ!」と成功者がよくいう言葉だと思いますが、その理由はこれまで述べてきたことが理由です。

 

 

 

「相手の立場に立って考える」って

小学生の時に教わることだけあって、すごく大切なことなんですよね。

 

「はいはい、当たり前でしょっ。」て、バカにしちゃいけません。

 

 

 

 

 

 

本当に自分が幸せになりたければ、”それ以上に”まずは相手が幸せになる( 幸せ=その時の状況で幸せの形は様々) ことをしないといけないんだぜ!