抜け毛の本数を数える前に、気づけたはずのサインがありました | ダナ形成外科

 

はじめの段階は、一本一本の髪が少しずつ細く、柔らかくなっていく変化です。これは「軟毛化」と呼ばれる現象で、髪が抜けてなくなるというよりも、産毛に近い質感に近づいていくイメージです。

 

次の段階は、単位面積あたりの髪の密度が目に見えて減ることです。これは多くの人がセルフチェックでまず意識する数字ですが、実際には軟毛化よりも後になって、ゆっくりと変化が表れてくる指標だとされています。

 

つまり時系列で見ると、髪の密度が明らかに減る前に、特定の部分の髪が細く柔らかくなるという変化がすでに起きている、という順序になります。

 

さらに時間が経つと、抜け毛の本数そのものが増えてきたと実感する段階が来ます。朝起きたときに枕に落ちている髪の毛の量が増えたり、シャワーの排水口に髪が溜まりやすくなったりするのがこの段階です。

 

この順序を知っておくと、本数を数えて初めて気づくよりも前の段階で、変化に気づける可能性があります。後頭部・頭頂部・前髪のあたりを手で触って太さを比べてみるのが、比較的早い段階でのチェック方法として紹介されています。

 

もし特定の部分だけ明らかに細く柔らかいと感じたら、それは本数がまだ目立って減っていなくても、注意を向けてよいサインだと考えられます。

 

ひと目で比較

時期 現れやすい変化
早い段階 特定の部分の髪が細く柔らかくなる(軟毛化)
その後 単位面積あたりの密度が目に見えて減る
さらに後 抜け毛の本数そのものが増えたと実感する

よくある質問

Q. 本数を数える方法はもう意味がないということですか?

A. そういうわけではありません。ただ、軟毛化より後になって現れる指標だとされているため、それだけに頼ると気づきが遅れる可能性があります。

 

Q. 太さを比べるセルフチェックはどのくらいの頻度でするべきですか?

A. 決まった頻度は示されていませんが、一度だけでなく時間を置いて変化の傾向を見ることが大事だとされています。

 

Q. 一部だけ細く感じたら、それだけで薄毛と判断してよいですか?

A. 一度の印象だけで判断するのではなく、継続して気になる場合に専門の医師に相談することが勧められています。