まず、パンチと呼ばれる小さな円筒状の器具が頭皮の表面に当てられます。
パンチは表皮から皮下にかけて、毛包を囲むように円形に切り込みを入れていきます。
この時点で、毛包の周囲にある表皮の一部が、毛包の上部にくっついたまま残ることがあります。
毛包が皮膚から完全に分離されると、この表皮の断片が円盤状に上部に付いた状態で取り出されます。
これが、俗に「輪」のように見える部分の正体です。切開式(ストリップ法)で採取した毛包にはこの表皮が付かないため、しずく型や円柱型になります。
この後、移植前にその表皮を切り落とすか、そのまま残すかは、施術チームごとの技術的な選択に委ねられます。
気になる場合は、担当するチームがどちらの方法を採用しているか、事前に直接尋ねてみるとよいでしょう。
ひと目で比較
| 採取方法 | 表皮の有無 |
|---|---|
| 切開式(ストリップ)採取 | なし |
| 非剃毛式(パンチ)採取 | 付くことがある |
よくある質問
Q. この輪は正式な医学用語ですか。
A. 正式な診断名ではなく、現場や患者の間で使われる俗称です。
Q. 輪がある移植片は生着に影響しますか。
A. 見た目の話とは別の問題なので、写真だけで判断せず担当チームに直接確認するのがよいでしょう。
Q. どちらの処理方法が主流ですか。
A. 世界的に見てもどちらも使われており、一方だけが主流というわけではありません。
