こんばんは。
今日は最近読んだ本についてお話しようと思います。
こちらに来てから、めっきり本を読まなくなりました。
理由は色々ありますが、通勤方法が電車から車に変わったことや、
そもそもあまり本を持ってこなかったことなどが挙げられます。
奥さんは参考書を始め色んな本を航空便で運んだので、
快適な読書生活を送っているようです。
僕の分も混ぜておけばよかったです。
さて、そんな中僕がこっそり会社の荷物に混ぜて運んだのがこちら。
暇と退屈の倫理学です。
暇とは何か。
私達が日常的に口にする「暇」、「退屈」という言葉。
ほとんど区別なく使われるこの二つの言葉に
哲学的視点から切り込む本書は、暇と退屈という言葉から
人間とは何か、果たして人間とはどうあるべきかなど
多くの哲学の巨人たちの考えを元に論じている
非常に面白い作品です。
それこそ「暇」がある方はぜひ読んでほしいと思います。
一度通読しましたが、また折を見て読み返したい気持ちに駆られました。
著者も中で言うとおり、この本は、自分と本との
「自分なりに適度な距離感」を取りつつ読み進めることで
楽しく読み進められるようになっています。
その距離感は常に変化するものだと思います。
また、本書でサリエンシーという言葉を初めて知りましたが、
これは外的要因から生じる神経刺激のことを言います。
これはまさにこのブログのスタートである
日本とヨーロッパの違い=発見のことでありますし、
最近ふとしたタイミングでの発見が少なくなってきていると
自分で感じていたのはなぜか、なんていうことに対して
非常にタイムリーに答えを教えてくれたという点で
今読んでよかったと思っています。
この本は大学の同級生に薦められて、騙されたと思って買ってみましたが
本当に買って読んでよかったと思います。
みなさんもぜひ、騙されてください。
