JRAニュースで11月16日に発表された「2024年度競馬番組等」のお知らせの中に、
「出走資格の見直しについて」
という項目があります。
これまで3歳未勝利戦の番組が終了したあとも、未勝利のまま現役続行する馬には、ある制限がありました。
それは京都、阪神、東京、中山の、いわゆる「中央場所」のレースには出走できない、という制限です。
この制限を解除し、24年度からは未勝利馬でも中央場所で格上挑戦をすることが可能になるようです。
一般的に、未勝利のまま現役を続行する場合、格上挑戦と地方転出のふたつのパターンがあります。
ただ、中央競馬には前述の制限があったため、地方転出を選ぶ馬も多かったのですが、明らかにダート適性のない馬だとローカル開催での限られた出走機会の中で頑張ることになり、レース選択に苦労していました。
今回の制限解除により、たとえば中央場所でメンバーの軽い少頭数のレースがあればそこを狙っていく……などの選択が可能になるため、地方転出せずそのまま格上挑戦を選ぶ馬が増えるかもしれません。
私の出資馬にも、4歳11月になっても未勝利のまま走っている馬がいるので、中央開催を選択肢に入れられると助かります。
……まあ、そもそも格上挑戦する前に勝ち上がっていることが最善なんですが(^^;
とはいえ、1口馬主をやっていると、怪我や病気でデビューが大幅に遅れて1戦しただけで未勝利期間が終わる、なんてケースは幾らでも経験しているので、そういう馬に少しでも出走機会が与えられそうな変更は歓迎です。