私はまったく風流な人間ではないようです。

ですから

コーヒーカップとティーカップを区別するということはしません。

バリタイ福生店の公式HP


 

 

 

 

仮に

コーヒーを飲むときはコーヒーカップ

紅茶を飲むときはティーカップ

を使っても私には違いが分からないです。


しかし

コーヒーカップとティーカップは

デザインが違いますよね。

コーヒーカップに求めれる機能とティーカップに求められる機能が

違うということですよね。

何にも調べず私的な見方では

コーヒーカップに比べてティーカップが広がっているのは

香りが広がる様にする為なのか?と思ったりします。

ミントン(かつてあったイギリスの磁器メーカー)の製品で

比較してみます。



上がコーヒーカップ、下がティーカップ

 

 

 

中国の磁器はヨーロッパの人々にとっては

かつては憧れの食器であったのでしょう。

磁器が英語でchinaと呼ばれることもあるとお気づきの事と思います。

 

ヨーロッパで磁器はマイセンから始まったそうです。

マイセンはドイツのメーカーですね。

お宝鑑定団によく登場するマイセンですね。
百貨店の磁器コーナーに行くと

ロイヤル・コペンハーゲン(デンマーク)

ヘレンド(ハンガリー)

ウェッジウッド(イギリス)

の製品に目を引かれます。

中でも、ヘレンドはおそらくハプスブルグ家と縁のある

メーカーなんでしょうね?

ヘレンドは基本的には絵柄が手描きであるってことに感動しますね。

だから高価なんですけどね。(私はヘレンドの回し者ではありません)

 

日本の有田焼のメーカーさんも今も素晴らしい製品(いや作品?)を

作り続けていらっしゃいます。


上記の事は表面に施された絵柄に着目した場合です。

形状が問題になる場合はもっと別の観点があることでしょう。

 

寄り道をしてしまいましたが

食器によって口にする物の味わいが違うらしいということを

お伝えしたかったのです。

 

磁器も食器ですが

ガラスも食器にありますよね。
英語のglassは日本語でガラスのコップですね。

2021年9月現在では

緊急事態宣言が出ている東京の飲食店では

アルコールを飲む事はできません。

家飲みで酒器にこだわる方は風流な方ですね。
先日私のSNSのタイムラインにテイスティンググラスを

購入したという投稿が流れてきました。


(写真はネットから拝借)

これは主にウィスキーのテイスティングをする際に用いられるものです。

投稿者は家飲みするようになってから

スコッチを集め出したそうなのですが

「ストレートで飲む際に、グラスの中に香りが溜まり香りが

楽しめるので、一杯の量が抑えられて、酒量が抑えられる。」

とのコメントが付いていました。

 

知り合いのソムリエが

「飲む器によって酒の味は違うんだよね。」

と酒の飲めない私に言ったのを思い出しました。

テイスティンググラスは風味が際立つ様に作られているのですね。
さらに、酒器の話です。

牛の角や羊の角を酒器として使っていた文化圏は

当然家畜を飼う文化圏でもある訳です。

角に酒が注がれたら飲み干さない限り、角を置けないですから

持っている角に酒を注がれた以上は

飲み干さなければならないのでしょうね。

(かつて日本にあった「俺の酒が飲めねぇのか!」とは少し違いますが)

 

 

 

 

今夜はバリタイで購入されたお酒を楽しんでみても良いですよ。