今年の梅雨ももう少しで明けるのでしょうか?
梅雨の必需品と言えば雨具ですよね。
ゴム長靴、合羽等ありますが
皆さんが一番利用するのは傘でしょうか?
私も傘をよく使います。
傘にも色々ありますね。
布製の長い傘、折り畳み傘、ビニール傘。
私が小学生の頃はビニール傘をほとんど見かけることはなく
布製の傘と折り畳み傘を使う人ばかりでした。
それが中学生になる頃にビニール傘が普及し出した気がします。
私が通学していた中学校は自転車通学をする生徒がいる学校でした。
私も自転車通学をしていた生徒でした。
自転車通学している生徒は雨の日には合羽を着て自転車に乗って
登校するのがルールでした。
しかし、合羽を着たがらない生徒もいるわけです。
合羽を着たがらない生徒は普及し出したビニール傘を使っていました。
まぁ、これはつい最近まで多くの大人も雨の日に自転車に
乗るスタイルだったんですよね。
透明のビニール傘は前方を見る事ができて
私は便利なモノが売られる様になったもんだと思っていました。
その頃は透明でも、無色(=白色)のビニール傘だけでなく
青、黄、緑、赤(=ピンク)も出回っていた様な気がします。
最近街中で見かけるのはほとんど白色、コンビニエンスストアでは
ビニール傘は白色以外のモノはほとんど見かけませんね。
布製の長い傘や折り畳み傘には様々な色のモノがあるにも
かかわらず、ビニール傘は白色一択な印象を受けます。
ビニール傘を製造と販売という二つの過程に分けて考えてみましょう。
(あくまでも想像です)
製造の過程で、白色の一択にした方が良い理由は
生産ラインを切り替える手間がかからないので
傘の組み立てる作業に専念することができるからなのか?と
思ってしまいます。
アメリカのフォードがかつてT型フォードしか作らなかったのと
同じ理由ですね。
これで、安価に私達はビニール傘を手に入れることが
できているのかもしれません。
(まったく他の色が作られない訳ではないでしょうけれど。)
販売の過程での白色一択にしたい理由も考えてみましょう。
まずは在庫管理の問題でしょう。
小売店舗では傘屋でない限り、間に合わせの意味でしかない傘を同じ価格帯で複数のアイテムを置くことは、余計な手間がかかります。
白色だけにすれば、分類して管理する手間がはぶけますよね。
また
例外もあるでしょうけれども小売店でもデパートの様な高級店は
白色のビニール傘は置かないですよね。
平均で粗利率が低い小売店はお客さんの店舗での滞在時間が
短いことが高級店よりも求められるはずなので、お客さんの選択の幅を狭くしたほうが時間の節約になりますね。
時間に関しては店もお客さんもwin-winな関係になります。
日本の街中でよく見かける白いビニール傘です。
日本語とスペイン語で表現すると
Kasa Blancaになりますね。
本当は、日本で白い傘を流行らしているのは
Casablanca(=white house)なのでしょうかね?(笑)
今夜はバリタイでジュリーになった気分で!