ヘレン・メリルというアメリカ人の女性歌手がいました。

皆さまもご存知と思われます。

You'd be so nice to come home to

で有名な人です。


You'd be so nice to come home to

の有名な演奏の収められているアルバムは

「Helen Merill」という題名です。

 

このアルバムは

アレンジャーとしてクインシー・ジョーンズ

トランペット奏者としてクリフォード・ブラウン

が参加していることもよく知られていることでしょう。

 

100年後の日本でJazzのアルバムを挙げろと言われたら

「Kind of Blue」とこの「Helen Merrill」を挙げる人が多いのではないかと

密かに思っています。

 

「Kind of Blue」はマイルス・デイビス名義であります。

クリフォード・ブラウンとマイルス・デイビスの関係を

私が考える範囲で語ることはやめておきます。

 

酒場などでJazzが話題になると

トランペットのマイルス・デイビス

サックスのジョン・コルトレーン

を語る人が多い気がします。

日本の野球に例えたら読売ジャイアンツと阪神タイガースを

語ることに近いかもしれません。

 

クリフォード・ブラウンは25歳の若さで交通事故で亡くなっています。

あまりに素晴らしい演奏を残したので

赤穂浪士の四十七士同様

偉業をなした段階でこの世を去らせられたのかもしれませんね。

クリフォード・ブラウンは神様仏様に

四十七士は柳沢吉保に。

 

下に貼り付けた動画はアルバム「Helen Merrill」におさめられている

Falling in Love with Love

 

 

ヘレン・メリルがアルバム「Helen Merrill」を製作するにあたって

クインシー・ジョーンズとクリフォード・ブラウンを指名したそうです。

これ以上ない位の傑作と言っていいのではないでしょうか?

 

ヘレン・メリルの唄声もさることながら

クリフォード・ブラウンのトランペットの音色も冴えています。

同じフレーズを吹いたとしても

アーティキュレーションによっては別物です。

 

20代のブラウニーが

このアーティキュレーションで吹いているということが驚きです。

アレンジャーのクインシー・ジョーンズは元々は

トランペット奏者ですので

クインシーからのブラウニーに対する注文も

厳しかったのかもしれませんね。

二人は同世代と言ってもいいのですけれど。

 

クインシー・ジョーンズの理想とする演奏を

クリフォード・ブラウンが実現しているとも言えるかもしれません。

 

 

 

 

今夜はバリタイでFalling in Love with Love !