筆者は福生の赤線地帯に勤務していながら。実はアルコールが飲めないのです。いわゆる、下戸と言うやつです。
ブログに「赤線で飲んだ」と以前に書いていますが、それは、ソフトドリンクを飲んだのであって、酒を飲んだわけではありません。
お酒が飲める人からは「シラフで酔っ払いの相手をして面白い?」とよく言われます。
また「酒が飲めないなんて人生半分損してるよ」とも言われます。それは否定しませんが、今生で、酒が飲めていたら、アル中になっていたのではないかと思っています。
でも、生まれ変わったら、酒が飲める身体に生まれてきたいものです。星野哲郎が機械の身体が欲しかったのと似ているかもしれません。
自分の身体が酒を受け付けないと知った時はショックでした。
ショットグラスに注がれたスコッチウィスキーを味わうことに憧れていましたが、その夢は実現しませんでした。
酒が飲めなくても飲み屋にはよく行きます。
トマトジュースをヴァージンメアリーと呼ぶことも
CASKという単語も
The Glenlivet がシングルモルトの原点だということも
テキーラの原料が龍舌蘭から作った甘い汁だってことも
レインボーがそれ程美味しいわけじゃないことも
赤線の飲み屋で教えてもらいました。
酒が飲めないながらも、香りをかがせてもらったり、一滴、舐めさせてもらったりした酒の中で、深く感動したのは
ソムリエの様に上手に表現できませんが、このスコッチウィスキーの甘い香りをかぐと、思わず一口飲みたくなります。
酒が飲める身体であるならば、ストレートで味わってみたいお酒です。
今夜はバリタイで、下戸になった夢を見て下さい!