今年の夏休みのお父さんからの
異常なほどの相談内容
・左投手で右バッタの外角高めに抜け抜けて困っている。
・スピードが出ない
・急に連続ファーボールが多くなる
・回転数が出ない(キレがわるいといわれた)
・連打される(ボールをおきにいく)
・狙ったところに投げられない などなど
全国で、これほど投手のことで同じことで悩まれていたとは、
ちょっと驚き!!です。
特に、中学硬式、軟式のサウスポー(左投げ投手)の保護者や
指導者からもこのご相談は増えています。
フェイスブックの御相談もですがこれは小学生高学年
高校生に十分当てはまります。
では、結論からさきに言いますね。
投手用グラブだけが
問題解決方法の100%すべてではない!
魔法のグラブは、世の中に存在しません。
上記の改善手段は
投手本人のバランス感覚の調整
投手経験年数、投球動作のタイミング指導
リリース、ボールの握り方などの知識、指導いろんな
原因があります。
しかし、その中でグラブの影響もないことはありません。
昨日、その謎を解明したくて検証しました。
私が、毎月パーソナルコーチングしている
プロ投手志望の大学2回生、左投げ、MAX137kmで
テクニカルピッチを活用して計測しました。
今回は、
彼の投球のスピード(時速)、回転数(スピンレート)以外に
下記の9個のマスからどこに投げたか?も検証しました。
テストの方法はいたってシンプル!
右バッターを実際にイメージして伸びのあるストレートを
ど真ん中の5番だけを狙ってただ投げる!
捕手は受けたボールの場所を判定して
私に報告して頂きます。
1がもっと外れたら1マイナス、としました。
ちなみに私は1マイナスから9マイナスのラインを
DEVIL・LIVE(悪魔のライン)と名付けました!
下記の図の赤いレッドラインです。
このラインは、左投手にとっての鬼門のライン!
多くの投手は、このライン上で1の位置を
大きくはずし始めます。 1マイナス・マイナスですね。
その原因、理由も過去の多くの指導や分析から
ほぼ解明できましたので
興味がある方は、私のパーソナル・
コーチングのなかでしっかり指導しています。
あなたの捕手まず驚きますよ。
目に見えて球筋が変るので、、、
では、まずは昨日の実験方法
1)彼の投手用グラブ(回外グラブ)
高校2年まで使用
次は
2)ヤマト投手用グラブ(回内グラブ) BBA-106
彼が高校3年~大学2回生時代に使用
従来のベルト式ですが、
私の特別な回内カスタマイズをしています。
3)ヤマトマイテイベルトグラブ(回内グラブ)BBA-106W
(彼が今回、バイトして購入したモデル)
今回は、ストレート
(メジャーでは、フォースーム・ファストボール)だけで判定
カットボールやカーブでは9個のマスの判定が難しいので
コントロールを優先して直球テストに絞りました。
【検証結果】
1)回外グラブ・・1マイナス 2マイナスなどが出やすい!
回転数は、平均的に低い
まさに上記の相談内容です。
実は、高校1年のときに
この悩みを解決したいとのことで弊社に
野球指導をされているお父さんと
親子で御来店 BBA-106を購入されました。
2)回内グラブBBA-106・・・456の横に流れるが,高さが安定した。
高校生のときはこのグラブで活躍されました。
3)彼が、今年の7月に新調された上を目指すための
覚醒マイテイベルトタイプの場合
BBA-106W
こちらは、正直まだ、慣れる時間が必要な感じでした。
もう少し私の深い指導も必要です。
なぜなら
現時点では、計測スピードは、
106と106Wはほぼ同じ結果、
あまり変化なし、回転数も106のほうがすこしいい。
私は「これは慣れだ」と思いました。
形状も基本同じですしね。
作った人間も型をつけた人間も同じだから、、、
しかし、
計測テストのまさに最後の1球が、本日最高回転数、
2番目と100回転以上高い数値が106Wで計測されました。
これには、お手伝いの捕手も驚いていました。
「やば~~」といってました。
ベルトタイプは、回転数に反映されたと思います。
そしてその後、私が考案した回転数を上げる方法を試しました。
その後、捕手が内角の6の球でつき指
「イタ~~ボール伸びてきました」とのこと
回転が多くなったのです。
回転数がよくなるということは
ボールをしっかりリラックスして握れている証拠
ストレスフリーの証拠です。
だから腕をムチのように振れます。
その結果、変化球の変化度も大きくなる!
伸びのあるストレート、
キレのある変化球が投げられるということですね。
ただし、少しの時間の慣れがいります。
多くの投手は実験1のタイプの
横型のグラブをひねっていますから
最初は、必ず違和感があると思います。
投手力覚醒の講習会でいつもお話をするのが
問題は、1の回外グラブでもコントロール
よく回転数のいいボールをバシバシ投げられるなた
それでOK、でも、現状で悩んでいるなら
何か新しい行動を起こさないと!
多くの問題を抱えて悩んでおられる投手の
ほとんどが回外グラブをさらに捻って使われています。
ご覧のように回外グラブは、回転数も平均して低く、
外角高めに抜けるボールが多いことがわかりました。
きっといろんな要因で
ボールをしっかり握れない、りリーズが安定しないのでしょう。
回外動作は手の尺骨神経(腕の外側)に働きかけます。
この結果、回転時に身体の開きが速くなり捕手が立つぐらい
ボールが抜けるのです。
昨日は全国大会を狙っている中学の監督からも
投手陣の4名の指導の依頼を受けました。
私の提案は
まず投手はヤマト投手用グラブを購入して頂き
別途指導の料金システムのお話をさせていただく。
指導だけで結果が出にくくなります。
そこで新しいご提案=============
「話はよく分かりました。しかし、今,
持っている新しい投手用グラブがあるのに
また、ヤマト投手用グラブを購入するのも如何なものか?」
という声もありますので、
この夏限定で私が考案したどこにもない
回外グラブを回内グラブに近づける
グラブカスタマイズサービス開始します。
勿論
グラブ構造や型紙が違うので、
まったくヤマト106や101と同じになるか?
といわれたらそれは100%無理ですが
長年の研究の結果、回転数を
今よりより上げるようにカスタマイズできます。
料金は硬式6000円、軟式4000円(消費税別)
ただし、グラブ状態でカスタマイズ不可能と判断になりお断りする場合もあります。
効果を出す状態が必要です。
まずは、グラブの捕球面、背面の写真と共にお気軽に御相談ください。
あと毎月、若干名
投手覚醒のパースナル・コーチング受付しています。
この2日間の投手覚醒講座で数名の方から申し込みありました。
右投手、左投手どちらもOK!
「一緒に憎いデビルラインをやっつけましょう!」
料金、内容については
詳しくは、bba@big.or.jp 担当 林まで