■HERO'S 2007 ミドル級開幕戦 | http://01ch.com/

■HERO'S 2007 ミドル級開幕戦

■OLYMPIA HERO'S 2007
~ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦~ in 横浜アリーナ 

の下記全8試合を2007/7/16のテレビ放映で観た。



・田村潔司 vs 金泰泳
・メルヴィン・マヌーフ vs ベルナール・アッカ
・宇野薫 vs 永田克彦
・ブラックマンバ vs 所英男
・宮田和幸 vs ビトー“シャオリン”ヒベイロ
・柴田勝頼 vs ハレック・グレイシー
・アンドレ・ジダ vs アルトゥール・ウマハノフ
・アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ vs 勝村周一朗



ところが、一日置いて、今日、HERO'Sの公式サイトでこの中のベストバウト投票を見たら、意外な結果になっていて驚いた。

なんと、なんと7/17の夕方19時頃での投票結果では、「柴田勝頼 vs ハレック・グレイシー」戦が最下位になっていたからだ。

確かにいずれも素晴らしい試合だったが、個人的には、今回、最も楽しみだったのがこの「柴田勝頼 vs ハレック・グレイシー」戦で、実際の試合内容でも一番深く感心させられたのだが・・・・。


登場した「ハレック・グレイシー」は、ご存知グレイシー一族の「第三世代」と言われ話題となっていた。

しかし、いかんせん、実績や情報が少なすぎて、その真の実力は「不明」だった。


ところが、リングに登場したハレック・グレイシーを見て、驚かされた。

な、なんと・・・・あの「不敗神話」を築き上げた生ける伝説の「ヒクソン・グレイシー」に風貌が実にそっくりなのである。


そして、そのリング上での「すこぶる」付きの礼儀正しさと落ち着きぶり・・・・

さざ波さえ立たない「静かな海のような澄んだ眼」と、誇り高き「達観した冷静なる表情」・・・・

も、これまた、往年の「ヒクソン」を実に髣髴とさせる。


そして、ゴングが鳴った後の闘いぶりを見て、さらにびっくり・・・・。

戦い方のフォームや戦術も、まさに「ヒクソン直伝」のスタイルを確信させるものだった。



体の正中線が一切揺らぐ事のない、上半身の起きたスタンディングフォーム。

そのままの姿勢で相手のパンチを浴びないよう、スウェーバックしながらコツコツと相手のヒザに向けて前蹴りを出し、相手の下半身をグラ付かせ、タックルの機会を伺う・・・・。


紛れもなく、ヒクソンの生き写しとも言え、その試合運びに過去のヒクソンのVTRを見ているのかと、我が目を疑ってしまった。


そして一度でも、相手の体と密着すれば、確実にテイクダウンし、確実に腕を取り、そのまま数秒で確実にギブアップさせてしまう・・・・。


今回の対戦相手である柴田勝頼選手の強さもハンパではないのに・・・・

全く「危なげない」この試合運びの確実さ・・・・まさに、これぞ「ヒクソン・グレイシー」の再来である。



ただ、あまりにも、無駄な動きがなく、試合運びが地味なので、盛り上がりシーンがなく、やや一般観客受けはしづらいところまで、ヒクソンにそっくりである。

しかし、その道のプロが見れば、この「グレイシー流完全試合」ぶりの、その上手さに舌を巻き、その強さに震撼させられてしまうことだろう。


今回のような、玄人受けする試合こそが「グレイシー」の真骨頂なのだと思う。



「ハレック・グレイシー」・・・・まだ21歳の若さである。

これから、たっぷり10年以上、さぞや活躍してくれる事だろう。


しかも・・・・谷川貞治FEG代表のコメントによれば、

グレイシー3人兄弟のうち、今回のハレックが一番弱くて、上の2人はもっと強いらしい・・・・。



いよいよ、待ちに待った「グレイシー神話」の第三章の幕が上がったようだ。