久しぶりに一気読みというものを
してしまいました。
主人公は3人の女性です。
地震直後から約1年間がそれぞれの視点から
描かれています。
起・・・各々の場所で被災
承・・・3人の出会い&避難所生活
転・・・仮設住宅生活
結・・・3人(+子供)で上京
というイメージでしょうか。
避難所での描写がボリュームがあります。
私の好きな言葉の一つに
「本当に恐ろしいのは有能な敵ではなく
無能な味方である。」Byナポレオン
というのがありまして
この本を読んでまずはこの名言を
思い出しました。
有能な敵→自然災害
無能な味方→人間
です。
もちろん最大の敵は地震なんですが
彼女たちを一番苦しめたのは
人間(特に身内)だと思います。
いやもうホントにどいつもこいつも![]()
イライラポイント盛りだくさんなのですが、
分類すると
①夫や舅との関係性など
登場人物のキャラ設定としての問題
②多分どこででも起こりうる問題
がありまして。
まずは②について書こうと思います。
・仕切りがあるのに使わせない
・生理用品を男性が管理
・意見を言っても
「和を乱すなら出ていけ」と聞いてもらえない
・虐げられている側にも蔓延る事なかれ主義
・公務員は避難所の自治にノータッチ
・強姦未遂
・それを「許してやって」で黙認
・夫が死んでも同居などで世帯主が舅であれば
政府からのお金は世帯主に振り込まれる
一番びっくりしたのは
・公務員は避難所の自治にノータッチ です。
この話においても女性がリーダーの
別の避難所は全然雰囲気が違ったようで。
つまりリーダーの考え方次第ってこと?
リーダーガチャ??
なにそのギャンブル![]()
ちゃんとマニュアルとか明文化しといてよ。
3.11の反省点を活かして
その辺改善されていると良いのですが。
ちなみに物語では主人公たちが活躍し
仕切りを使える様になりますが、
現実では最後まで使わせてもらえなかったようです。
なお巻末には参考文献が羅列されており
ノンフィクションに近いフィクションなのだと
実感しました。
やはり避難所は最終手段と考えて
車中泊、庭泊、災害のない地域への一時避難
に対する備えを重点的に考えようと
思いました。
もちろん備えておいても津波で失えば
使えません。
うちは津波の心配はないけれど、
火災が起きれば条件は一緒です。
その場合はもう仕方がないけれど
「備えておけばよかった」
との後悔をしなくていいだけ
まだマシだと思っています。
車に連結できるテント。
車中泊用。腰が痛くなりそうなので。
ちなみに物語としては①についてが
核の部分なんだと思います。
ただこれは防災云々とはかけ離れてしまうので
一旦切って別に書こうと思います。
興味のある方は読んでみて下さい。
