陰のヒーロー
6/7 インターハイ京都府予選最終日
華々しくメインコートで決勝戦が行われる数時間前、
サブコートで現役引退試合を終えられた方がいました。
5位決定戦―近畿大会が京都府開催のため、今年は5位までに出場権が
与えられる。
サブコートとはいえ、満員の観客に見守られる中、熱戦が繰り広げられた。
陰のヒーロー・・・その方の最後のホイッスルが鳴り響いた。
バスケット撮影を始めてはや4年目、直接の知り合いではなくても、
「あっ!あの先生や!!」という再会が多々あった。
この方もその中の一人で、私が高校生の時から審判として
ご活躍されていた。
選手が一生懸命努力し、力を最大限に発揮する場、オンザコート
それを最大限サポートしてくれるのが審判だと思う。
審判がいなくては試合が成り立たないのである。
しかし、現状では重要性の割に、扱いが低いと、ある方はおっしゃていた。
「まあしょーがないけど。」と後からおっしゃていたのが非常に
リアルであった。。。。
京都の選手のために(もちろん2Aなので、高校生・京都以外も。)
数々の試合を吹いてこられた事に尊敬の想いでいっぱいです。
私はたまたまこの試合を撮影しにきていて、
本当にたまたま私の高校時代の後輩が審判として会場に来ていたから、
引退試合ということを教えてもらい、撮影をさせていただく事ができたが、
家に帰ってパソコンで画像を見て感じた・・・
「何十年も試合を吹いてこられたのに、
写真は最後の一試合だけしかないって寂しいな。」と。
BB-PHOTOが撮影する被写体がまた一つ増えた。
試合後、両チームの選手・観客にそのままでいてくださいとアナウンスが流れ、
花束贈呈がありました。
めちゃめちゃかっこ良かった!!