新年度
新年度になるとついつい期待しがちです。
特に、新1年生としてスタートを切った場合は尚更です。
「 もう小学生なんだか、、、、 」
「 中学生になったんだから、、、、 」
「 高校生ならそれくらいは、、、、 」
私自身もそういう気持ちを持っていましたが、
子供と長い時間、触れ合う中で、逆だなと感じました。
『 子供にとっても新しい環境は大変なのだから、
新しくできることに期待するよりも、
以前出来ていたことについて、
手を差し伸べるくらいのほうが良いのでは無いか。 』
よくよく考えてみると
大人でも新しい環境がスタートするときは
色々大変です。
子供の環境が大したことないと感じるのは
自分が大人になったからであり、
子供自身にとっては大きな壁だと思います。
ですから、今まで出来ていたようなことでも
ある程度は助け舟を出すのも悪くは無いのではと
個人的には感じます。
こちらから期待し、変化を求めるのではなく、
変わっていく姿に気づいてあげられたらと思います。
水泳教室
長男は週1回、水泳教室に通っている。
先日ようやく一つ上の級に上がったのだが、
なんと前回の合格から1年半ほどかかっている。
これが武道の昇段試験レベルならわかるが、
未就学児が通う教室で
毎週通っていて1年以上も級が上がらないのは
なかなか無いだろう。
長男にとっては
途方もなく長く感じたのではなかろうか。
家のお風呂で練習するわけでもないが、
試験に落ちた時は悔しがったり、
鼻に水が入るのが嫌であまり行きたくない時があったり、
いろんなことを経験できたのではないだろうか。
子供たちの成長を見る場である
今年の生活発表会は保護者1名のみ参加可能なので、
私は不参加になってしまった。
もちろん参観可能なら必ず行くが、
実はそんなに言うほど残念な気持ちにならない。
普段の生活での成長を見ることで
十分幸せな気分になるからだ。
先日の合格を機に(親の策略込みで)水泳教室は週2回通うことになった。
何か心の変化があったのだろうか。
365分の1日が宝物。
バスケットを引退した時、
何気なく過ぎ去る日の大切さを知った。
今日という1日を最高の1日にするのは
自分の気持ち次第。