テレビを見てたら、芸人さんがうつを発症して休業って報道がされてた。
病気って、なった本人にしか分からない思いがある。
10年前の自分を思い返す。
関節痛が辛かった。完治しませんと言われて、不安でたまらなかった。
医師は、関節痛では死なないけど肺は死んじゃうからねって
退院後の受診で、関節痛くらいでステロイドは増やせないから、痛みとは上手く付き合ってって
アナタはまだ軽い方だからって
医師としては正しい事を言ってるんだろうけど、患者とはこんなに距離があるんだなと、医師の言葉に救われない思いを持った。今の私を他の患者と比べられても、何の慰めにもならないの。
痛みで死なないけど、痛みは辛いの。辛さで精神的に追い詰められるの。
寛解維持してオシゴト出来てても、日々再燃や副作用の不安や焦りは付きまとう。
「あら、治ったん? 元気そうやん」
退院後にこんな風に声を掛けられた時も、スッと心が冷えた。
軽い気持ちで元気づけるつもりで言ってるんだろうけど、簡単に言ってくれるわって怒りが湧いた。
アナタニナニガワカル?
大病経験のある人は違った。その時の心情を察して共感してくれた。受け止めてくれる人の存在は支えだった。
どうにか自分の中で折り合いを付けて、ゆるく働く寛解おばちゃんでいられてるけど、何かちょっとした拍子に簡単にひっくり返る危うさを、誰も私に感じてないだろう。この感覚、思いは私にしか分からないものだよね。