体調の話ばかりだと暗いブログになっちゃうので、たまには話題を変えて子どもの頃の記憶など・・・。


最近はスーパーのトイレにもウォシュレット付きなんて珍しくなくなった。きれいなトイレだよね。

私が子どもの頃、夏休みに母の実家に連れて行かれる事があった(行きたいとねだるんじゃなくて、母が泊まりに行くのに子どもの私が留守番ってワケにもいかないから)。

母の実家は田舎の農家。母は6人兄弟の末っ子。実家は長兄夫婦と、当時は祖父母も健在だった。田舎の家なんで、玄関を入って靴を脱ぐ・・・じゃなくて土間。突き当たりが台所で、左が居間なんでこっちに上がる時にここで靴を脱ぐ。右にはお風呂があって、お風呂の横の戸を開けると外には柿の木がいっぱいあった。柿の木の右側にトイレ・・・というより便所。屋根付きの個室に入る手前に穴・・・じゃなくて男性が小便を足す場所。


なので、この戸を開けたとたんに臭いと蚊がすごいあせる 当時は虫除けスプレーなんて物は無いから、用を足す度に蚊の餌食。

初めてこのトイレ・・・便所へ入った時、悲鳴をあげそうになった。

個室の中にあるのは手前にスリッパ。奥に紙。ロール状じゃなく、当時はちり紙っていうシロモノ。で、真ん中に穴。穴の中を見ると、何かが中で動いてる。・・・うじ虫なんて知らなかったんだもの。

臭いもものすごい。この穴にうっかりハマってしまったらどうなるんだろうなんて思うと、怖くて怖くて・・・。


夏にふるまわれるというと、スイカ。これを夕食後にたっぷり出され、後先考えない子どもだったから食べてしまい、寝る頃に尿意を催して泣きそうになった。

従兄弟に怪談話なんて聞かされたりしたし・・・。我慢してよそん家でおねしょなんて絶対嫌だし、夜の暗い外のあのトイレ・・・じゃなくて便所へいかなくちゃならない。

そう思っただけで泣き出しそうになったっけ。


風で揺れる裸電球。便所の中で揺れる自分の影。穴に落ちる恐怖と、この穴の中に無数にいる虫たちの存在・・・それらと闘いながら用を足す子どもの頃のワタシ。

そして、用を済ませてホッとした後に襲う、蚊に刺された痒み。そういえばキンカンって当時からあったっけ。掻きむしった後に「塗っておくといいよ」と差し出されて、塗ったらとんでもない刺激が・・・ショック! 今も同じ成分なのかな? 改良されてる??


夏休みの思い出って他にもあるはずなのに、急に、それも鮮明に思い出しちゃった。(笑)

あれから40と数年。伯父の死後あの家もリフォームされて、あの便所は屋内の水洗トイレに変わっているそうだ。


今の子どもたちって、あんなトイレ・・・便所って知らない子がほとんどなんだろうな。