ママ 「うちの次男はマジでクズゥ♪ 将来思うとマジ号泣ゥ♪」

アレキ 「チッ」

ママ 「チェッチェケチェケチェケ♪」

アレキ 「うるせえ!」

ヒョードル 「おいコラ、なに偉そうな口聞いてんだクズ野郎。お前はどうしようもないクズだ。俺の輝かしい経歴に泥ばかり塗りやがって。クズなんだからクズはクズらしくクズな対応してクズな人生送ってりゃいいんだよクズ野郎」

アレキ 「何言ってるか分かんねえよ」

ヒョードル 「『分かんねえよ』じゃねえよ。そこは『グズグズじゃねえか』だろうが」

アレキ 「それもどうかと。で、ヴェウドムがベラスケスに勝ったんだが」

ヒョードル 「しかし持ってるよなこの人は。まあベラスケス相手にテイクダウンは取れないから、打撃の向上を重点的にやればいいという意味では対策は取りやすかったかもな。首相撲からの膝蹴りが上手いとか言われるけど俺がこの人のスタンドで優れている点は、ヤバいって思ったらすぐ寝っ転がれることだと思うんだな。柔術なんだけどMMA打撃の一部というか。下になっても大丈夫ということは打撃を喰らった時踏ん張る必要がないから衝撃も和らげるし続けてラッシュを受けることもない。過去の試合も結構な割合でいいの喰らってるけど大体それで凌いでるんだよな。

ただホントに掴みどころのない王者というか、ここまで“強い”って感じがしない王者も珍しい気がするんだけど、逆に言うとバランスが良いってことなんだろうか。何にしろドス・サントスとの再戦がどういう結末になるかで今回の勝利の価値が変わると思うよ。なあママ! 再戦について一言!」

ママ 「Don’t Miss It」

アレキ 「またね~」
ヒョードル 「あなた達は何のくくりですかっ」

ママ 「私たちは、『コサックダンスできないロシアン』です!」

アレキ 「なんだおい、また何かおかしな事始めてるのか?」

ヒョードル 「何ってお前、流れ見てたら分かるだろうが。『エメト--ク』だよ。だからお前も入るんだよ。さあアレキ! お前は何ロシアンだ?」

アレキ 「うっ・・・・・ろ、『ロシアンルーレットできないロシアン』です!」

ヒョードル 「・・・ブ、ブフッ! まあまあ面白かったじゃねえか。お前のうろたえる姿を見ようと思ってたのによ。ただもうちょっとスパッと言わなきゃな。間延びしちゃってるから笑いが半減してんだよ。聞かれた直後にスパッと!瞬発力が足らねえん・・」

アレキ 「はい兄貴! 何ロシアンだ!?」

ヒョードル 「うっ! ・・・・・・・・・・・・・うっ」









アレキ 「だっせえ!!!」


ママ 「とりあえず何か言いなさいよ」

ヒョードル 「うぅぅ」

アレキ 「可哀想になってきたからもういいよ(笑)。UFN-34の感想を」

ヒョードル 「全試合見終ったけどやっぱ開催国の選手が多くなるとアメリカ以外はダルいな。初めて見る選手が多かったけど特に目に付いたのもいなかったし・・・あ、川尻の相手のソリアーノは強かったな。川尻よく勝ったなと。

しかし今回はウィル・チョープ、デビッド・ガレラ、クイン・マルハーンとか長身痩せ形柔術野郎多すぎだろ(笑)。でも意外といるんだよな、ステファン・ストラーブ、ディアス兄弟、パブロ・ガーザ、最近はあまり下にならないけど青木やセラーニ…。足長いとラバーガードやら仕掛けやすいから好んで下になるってのもあるだろうな。あとインロー打つ試合が少なかった気がしたのはアンデウソンショックを受けたからか? まぁあのシーン見たかどうかで蹴る前に意識する割合は結構変わるわな。」

アレキ 「そのアンデウソンvsワイドマンⅡはどうよ」

ヒョードル 「骨折KOはおまけつったらおしまいだけどカットの精度が高かったってのはあるだろ。ワイドマンはムニョス戦のエルボーはスローで見たら狙ったわけじゃなく瞬時にエルボーに切り替えてただろ。あれ凄いなと思ったけどあれを見ると今回のカットもハマったんだろうなと思うよ。

ワイドマンは今回漬けて勝ったならある程度見るものがあったと思うけど、ますます底の見えない選手になっちゃったな。次当たるであろうビクトーはアンデウソンより相性的に難しいと思うんだけど、試合の流れが想像しづらいんだよな。ほら、学生の頃あまりに難しいテスト受けた時出来たのか出来なかったのかさえ分からない感覚になるだろ? あの感じだよ」

アレキ 「出来てないだろ(笑)」

ヒョードル 「しかしアンデウソンのあのパンチ喰らって目をつぶりながら倒れていくサマは悟りを開いた修行僧そのものだったな(笑)。目はつぶりながらも開眼してるっつう。もうダメだな、アレは何も怖くない精神状態だよ。もうスパッと引退した方がいいのにな。以上!」

アレキ 「じゃあの」
アレキ 「トキーニョがUFCをリリースされたってよ」

ヒョードル 「反則へのペナルティーだから仕方ないけど多分天然だと思うぞ(笑)。トキーニョはダン・ミラー戦でレフェリーが止めてないのに自分が勝ったと勘違いして喜んでたのは有名だけど、試合のスタイルも昔から後先考えない一本狙いだし、感情の赴くままに動く無邪気な奴なんだろうなというのがあって悪質だったとは思えないんだよね。個人的には今回のヒールもシビれたしスタイル的に嫌いじゃないんだが、ただバカだからな(笑)。だからこれを機会にしてだな、まず周りの奴らがトキーニョに『レフェリーに止められたら離す、止められなかったら続けていいんだよ』と(笑)・・じゃないけど子供に教えるくらいのつもりで接しろと。以上! ママ、締めてくれ!」

ママ 「死んじゃった」

アレキ 「やめろ」