アレキ 「さぁ今回はUFC-235の感想と行こうか。まさかの結末が多い大会だったけど」

ヒョードル 「ムニョスがガーブラントをKOし、アスクレンがブルドックチョークでローラーに勝ち、ウスマンがウッドリーを完封だもんな。久々の神興行だった」

アレキ 「まずはムニョスvsガーブラント」

ヒョードル 「ガーブラントは熱い戦いをする選手だけど、いつも以上に熱くなってパンチが大振りになっちゃったのが敗因だな。最後の方はでんでん太鼓みたいになってたからな(笑)。フィニッシュ直前の偶発的なヘッドバットが原因かもしれないけども」

アレキ 「アスクレンvsローラー」

ヒョードル 「いいねぇ、刺激的だったね。アスクレンがUFCではどのくらいできるんだろうってのがあったし、内容もインパクト絶大でしたしね。ブルドックチョークのストップについては大方の意見と同意で、あの腕ぶらんは止められて仕方ないよな。あと勝敗が付いてから言うのは後出しジャンケンになってしまうんだけど、前から思ってたんだけどアスクレンはKOできない選手じゃないかと思ってたんですよ。これまでにもモロに打撃を喰らっても意識が飛ばないのを見ておそらくそうだろうと。むしろ極めの方が勝率高いんじゃないかと思ってて、だから実は青木には期待していたんだけどな・・・。でもアスクレン、今回はギリギリの勝ちだったけどUFCで評価されるのはMMAファンとしては嬉しいな」

アレキ 「ウスマンvsウッドリー」

ヒョードル 「ウッドリー漬けるとかウスマン怖ぇな(笑)。MMAは改めてレスリングの強さだなって再認識させられる試合だったね。これからウェルター級はウスマン、アスクレン、コビントン、このレスリング3バカトリオがキーになる(笑)。いやバカだって本当に。みんなレスリング以外はどん臭ぇもん。なのに勝ってるもん。コビントンなんかもさぁ、キム・ドンヒョンに勝って初めて存在を知ったんだよね。ドンヒョンは勝ったり負けたりしてるけど腰の強さはトップレベルだと思ってるから、そのドンヒョンを漬けて勝ったからこれは凄いレスラーが表れたなって。話が脱線しちゃったけど、私がいつも言ってる、強い精神力とレスリング技術があればMMAで勝てるんだってことですよォォォ! 以上!」

アレキ 「またねー」
ヒョードル 「やっちまったなベラトール! マイケル・ペイジvsポール・デイリーが判定3-0だとよ! 運命の分かれ道 ハンドル操作を間違えた 右と左を間違えた んな奴ぁ地獄に落ちてよし! Yeah!」
アレキ 「さぁ、今日はUFC-139の感想から行こうか。ヤイール・ロドリゲスがミラクルなエルボーでジョン・チャンソンを下したけども」

ヒョードル 「てか試合中にハグしあったりする光景が何度かあったけどさ、あれウザかったな」

アレキ 「出た、ウザいシリーズ(笑)。兄貴ホントそういうの嫌うよな。いいじゃねえかよ爽やかで」

ヒョードル 「何が爽やかだバカヤロー。だってお互いともアドバンテージを明確に取ってる状態じゃなかったぜ? 最終ラウンドも相変わらずイチャイチャやっててよぉ、そんな時間ねえだろって。まぁフィニッシュのエルボーについては、クレイ・グイダvs川尻達也戦でグイダがガブられた状態から使ってたのは見たけど、今回のは全く想定外の打ち方でしたよ」

アレキ 「ヤイール・ロドリゲスについてはどう思ってんの? これまで何度かメインに抜擢されてる選手だけど」

ヒョードル 「前から実力の割にはプッシュされてるなとは思ってたけど、商売やってる側からしたら派手な技を使ってそこそこ勝ってくれる選手だから、プッシュされるのも仕方ないのかなって感じですね。実力的にはチャンソンと同レベルだと思います。

多彩な蹴りが印象に残る選手だけども、蹴りを多めに使う選手っていうのは合理性の高い選手であることが多くて、有名な選手でミルコ・クロコップ、アンデウソン・シウバ、アンソニー・ペティス、スティーブン・トンプソンとかいるけど、みんな顔がボコボコになってるところを見たことないだろ。こういう選手ってスマートで、パンチの打ち合いなんてバカのやることだっていう考えを持ってるんだよ(笑)。殴り合いのタフマンコンテストなんかやってられるかっていう。それが根底にあるから遠い間でいられる蹴りを多用するんだよ。

じゃあヤイールは彼らほど合理的かと言われるとそれほどではない。なのに蹴りを多用するのはなぜか? それは心の根っこで自分はヒーローだって思ってる、ヒーロー気質が強いからなんですよ。前述のアンデウソン、アンソニー・ペティスなんかもそう。他人をビックリさせるような勝ち方をしたいというヒーロー気質が強い選手にとって蹴りっていうのは派手でインパクトを残せる絶好の技なんです。たまたま今回はエルボーがフィニッシュになったけど、あれも自分をヒーローだと思ってないとあのエルボーは思いつかないよ。ただそのヒーロー気質が影響したのかイマナリロールを何度か試みてて、あれも華がある技だけどそこそこ寝技が強いチャンソンにやってしまったのはヒーロー気質が暴発しちゃった感じだな」

アレキ 「次にOne Championshipでビビアーノ・フェルナンデスがケビン・ベリンゴンにスプリットで負けた件について」

ヒョードル 「あれで負けるとなるとなぁ、ジャッジが打撃偏重ではないかと思うんだが。。。ただ俺が前にスプリット判定の多い選手は手を抜いてるって言ったんだけど、ビビアーノもそういうところあるんだよ。だから致し方ないな。以上!」

アレキ 「またねー」