GWは、ペルシャ習字三昧 その1 | バザラスからのアジアン紀行

GWは、ペルシャ習字三昧 その1

ここは池袋。

 

サンシャインシティ

文化会館ビル7階。

 

今年のGWは、

ここから始まった。

 

日本唯一のペルシャ書道家、

角田ひさ子先生による

ペルシャ書道講座が開講

されたのだ。

 

受講生は、この博物館の

友の会に入会しなければ

ならない。

 

そして更に、角田ひさ子先生の

個展が、谷中の寺町美術館で

開催されたのだ。

 

小体な寺町美術館。

 

これがペルシャ筆書です。

 

この美術館で、ペルシャ書道の

ワークショップが2日間開催され

たので、それにも参加して来ま

した。

 

ペルシャとは、かつてヨーロッパが

イランを呼んだ国名です。

 

イラン語の文字は、28文字のアラビア文字と

4文字のイラン文字の32文字で表記されます。

 

イランは、7世紀にイスラム帝国に

支配されてアラビア文字を使う

ようになりましたが、

 

言葉はイラン語です。

 

日本が中国から伝わった漢字を、

日本語による訓読みで使用した

事と通じるものがあります。

 

アラビア地域でコーランを葦筆で

書写したのがアラビア語の書道

の始まりですが、イラン人は

独特のデザインセンスによって

イラン風の書道を発展させます。

 

アラビア書道と異なり、

雅な書風がイラン書道の

特徴です。

 

つづく。