石神井公園ふるさと文化散歩 その2 | バザラスからのアジアン紀行

石神井公園ふるさと文化散歩 その2

ここは、練馬区石神井公園に

隣接する区立池淵史跡公園。

 

自宅から徒歩約30分です。

 

以下、練馬区のHPより。

 

「旧内田家住宅は、桁行けたゆき8.5けん(15.3メートル)、

梁間はりま5.5けん(10.9メートル)の整形四間取りの

主体部とその北西部に梁間はりま3.5けん(6.4メートル)、

桁行けたゆき2.5間(4.4メートル)の角屋つのやからなる茅葺かやぶ

寄棟造よせむねづくり(※1)、平入ひらいり(※2)の建築物です。
 

小屋裏でみつかった明治22年(1889年)の

年記のある文書もんじょ伝聞でんぶん、建築当初からの

洋釘ようくぎの使用などから明治20年代初頭の

建築と推定されます。

 

建築の構造、形式、部材の仕上げ、痕跡

などから一部に江戸時代に建てられた民家

古材ふるざいを使用していたと考えられます。
 

もとは練馬区中村にありましたが、平成19年

(2007年)5月に解体され、平成22年に区立

石神井公園ふるさと文化館の屋外展示施設

として、区立池淵史跡公園へ移築復元しました。
 

部分的な改造はありますが、建築当初の

主要な部材や構造、形式を良好にとどめ

ており、区内に現存する数少ない伝統的

茅葺き屋根の民家建築です。 

 

平成19年度区登録・平成19年度区指定

 

※1 寄棟造り・・・四方向に傾斜する面を

   持つ屋根のかたち
※2 平入り・・・屋根の棟と並行した側に

   出入口があること」

 

練馬区石神井公園近くに

引っ越して10年。

 

こんな古家が展示されているとは

知らなかった。

 

犬も歩けば棒に当る、です(笑)。

 

灯台下暗し、とも言います。

 

先進諸国では、この50年間に

座って過ごす時間が約50%

増えたそうです。

 

モータリゼーションとオフィスワーク

が増え、TVの普及で家で過ごす時間

も長くなった。

 

更に近年は、インターネットの普及で

PCに齧りつき、四六時中スマホと

睨めっこ。

 

人間は、動いてこそ、歩いてこそ

頭脳が活性化し、創造力が

働き、健康的な人生が送れる

ものです。

 

つづく。