武蔵野稲荷神社 その3 | バザラスからのアジアン紀行

武蔵野稲荷神社 その3

ここは、練馬区江古田。

 

武蔵野稲荷神社。

 

御祭神は、

 

宇迦之御魂神、

月日十天上大神、

弥栄天神

 

何とも不思議な雰囲気の

神社である。

 

昨日に引き続き、

 

以下、猫の足あとさんの

HPより。

 

「明治・大正・昭和と三代にわたって、

 練馬のお稲荷さんと呼称されて、

 善男善女の信仰を集め、毎月三の

 日には縁日が立ち、植木市なども

 立ってたいへんに賑わったといわ

 れる。
 

所属は教派神道に近く、何宗にも

所属してなかったようであるが、病

気なおし加持祈蒔が行なわれ、特殊

信仰として人気を集め栄えてきたが、

今度の大戦の混乱と主宰者の死等が

重なって、社殿等も荒れ果てたままの

状態となっていた。

(「東京都神社名鑑」より)」

 

上記に出て来る「教派神道」とは?

 

以下、教派神道連合会の

HPより。

 

「明治維新を境に、日本古来の信仰

 (神道)は、押し寄せる異国の文化に

 対応するため、国家を挙げての管理

 下に置かれた時代がありました。

 

神話時代から尊ばれた神社は、

国の機関のひとつになり、布教

活動には当たれなくなりました。
 

当時、国学(日本固有の精神理念)が

興り、神道を心のよりどころと考える

人々が増えて行く中、明治政府は神社

と別に、数多くの宗教活動を行う団体の

中から神道を信奉する民衆宗教団体を

教団として認めることによって、布教活

動を許可し、国民の精神生活の柱となる

部分を培おうとしました。

 

この時に勅許(天皇からの直接の布教

許可)を受けた、のちの「神道十三派」と

言われる教団が「教派神道」と総称され

るようになったのです。
 

これらの教団は皆、幕末から明治維新に

かけて成立したもので、日本人の心に深く

根ざした神道的な信仰が、優れた人格者

たちによって磨き上げられ、現在もなお

人々に明るい光となって照らし広められ

ている神道教団です。」

 

つづく。