孫文 | バザラスからのアジアン紀行

孫文


孫 文(そん ぶん・ソン ウェン)

先週の金曜日に、日比谷公園内にある「松本楼」 で宴会があった。
5月6日に胡錦濤(フー・チンタオ)中国国家主席が訪れたレストランだ。
なぜ、「松本楼」に中国国家主席が!?

その謎は20世紀初頭の中国革命家 「孫文」 と義兄弟の契りを結び、革命事業に支援
を惜しまなかった梅屋庄吉さんが「松本楼」の創業者だからなのです。


中国の近代化は日本を抜きにしては語れません。
清朝末期の孫文だけではなく、文豪「魯迅」、 女性革命家
「秋瑾(しゅうきん)」 などなど多くの中国人が日本で学び
中国の近代革命に命をかけて運動したのです。

日中間には悲しい関係があっただけではなく、輝かしい
友人関係も存在していたことを、現在の日本人も中国人も
忘れてはならないでしょう。