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服飾会社「カリスマ女性社長」の虚像? 300億円の銀行融資!




 中国に生産工場を持つ服飾卸売会社「U.F.O.」(谷絹子社長)と関連会社が、メガバンクを含む金融機関10社以上から300億円を超える巨額融資を受け、ほぼ全額が焦げ付いていることが20日、関係者への取材で分かった。同社は、焦げ付き分を含め負債総額約360億円を抱え大阪地裁で民事再生手続き中だが、大型経済スキャンダルへの発展する可能性もある。
 中国ビジネスに卓越した見識を持つとされた谷絹子社長(60)は、大阪と東京のタワーマンションに夜景を見渡せる自室を持つなど、豪勢な暮らしぶりでも知られた。一方で元社員は「自分を大きく見せる人だった」と話す。「カリスマ社長」という評判は、実像だったのか、虚像だったのか-。
 平成19年10月に発行されたビジネスマン向けの雑誌。谷社長は、中国での定宿に各国要人が集う北京の釣魚台迎賓館を使い、北京と上海の国際空港には専用個室も設けられている-などと取り上げられた。
 雑誌記事では「東京ドームの約3倍の敷地に24棟の新工場を建設中」「今や年商1千億円を超える企業グループ」とも紹介された。
 しかし、上海で勤務経験のあるUFO元社員は「生産量や工賃から判断すると、工場の年間売上高は5億~8億円だった」と指摘。「社員たちは『こんな数字(年商1千億円)を言っていいのか』と驚いていた。経営がうまくいっていると感じていた社員がいるとは思えない」と話していた。
 谷社長は自著「中国ビジネス虎の巻-真の成功者が語るチャイナビジネス実践術」(幻冬舎メディアコンサルティング刊)で「途中でやめるから失敗になるのだ。成功するまで続ければ、失敗などない」と“極意”を紹介していた。しかし、UFOの民事再生手続きが始まってからは限られた関係者を除いて所在を知らせていないとみられる。
 自身のブログでは、F1ドライバーやプロゴルファーとの交友関係があると紹介していた谷社長。今年の元日には「今年は上海万博の年!中国の発展に便乗しよう」と記したが、2月以降は更新が途絶えたままになっている。


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