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[イーストン(米ペンシルベニア州) 29日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は29日、今はまだ連邦準備理事会(FRB)が緊急的な緩和措置を解除する時期ではないとの見解を示した。 プロッサー総裁は講演後の質疑応答で「今はその時期とは思わない」と述べた。 FRBは必要なときに政策を転換するための手段を持っているとした上で「真の課題は、解除できるかどうかではなく、いつするかだ」と述べた。 プロッサー総裁は、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)では投票権を持っていない。 インフレについては「向こう2─3カ月」は問題にならないと予想。 「インフレはおそらく、2010年後半に一部で予想されている以上に加速すると思う」と記者団に述べ、その時期に、より状況を注視する方針を示した。 |
今は緊急的緩和措置を解除する時期ではない=米フィラデルフィア地区連銀総裁