損害保険ジャパン、あいおい損害保険、日本興亜損害保険の損保3社は30日、2008年4―12月期の有価証券評価損をそれぞれ発表した。3社合算の評価損額は連結ベースで1396億円。株安・円高により評価損が10―12月期に大幅に拡大した。
損保ジャパンの4―12月期の評価損は824億円。評価損は9月中間期までの82億円から約10倍に増加した。あいおい損保の評価損は9月中間期の56億円から357億円に拡大。保有する有価証券の時価が取得価格を下回る「含み損」に初めてなった。日本興亜の評価損は64億円から215億円に増加した。(01:15)