息子が夏休みの初めから取り組んでいたパーソナルステートメントがちょっと前に終わりました。そればっかりやっていたわけでは無いんですが、とにかく長かったです。こんなの学校が始まってからやるなんて無理。←これは息子の書く能力が低いせいもあります。
ケンブリッジ大学数学部ではパーソナルステートメントの出来が悪くても数学の能力があれば問題ないとのことでしたが、
1. パーソナルステートメントは同じ物を他の大学にも提出するので、他の大学では出来栄えが合否に影響を与えるかもしれない。
2. ケンブリッジ大学の入試は年々難化していて、提出するものは皆さん全て完璧にまで仕上げてくるので適当にやると目立つ。標準が高いので下手なものを出せない。
ということから、やはり力を入れざるおえないことになります。
流石に息子だけに任せておくと書けないまま夏が終わりそうでしたので、化学の家庭教師にお願いしてパーソナルステートメントのレビューをしてもらいました。実は化学の家庭教師をしてもらっているのは以前学校の先生だったS先生で、学校にいた頃は先生は生徒のオックスブリッジの入試サポートをずっと1人でやっていた経験があります。うちの学校は毎年1人オックスブリッジに送るくらいで、それほど実績はありませんが、S先生自身がケンブリッジ大化学部出身で今まで合格の傾向をずっと追ってきているので信頼できる人でした。
先ず、第一ドラフトを見てもらった時の感想。「第一ドラフトにしてはよく書けているよ。たくさんコメントを書いたけど、普通第五ドラフトくらいまで何度も修正するのが普通だから。流石に10回とかなると心配になるけど。」あと、「パーソナルステートメントにはストーリーが必要。読んで書いた人のことが描けるように。」
レビューは毎週一回、直しては校正の連続。ようやく先生の言った通り第五ドラフトでOKが出ました。
パーソナルステートメントをレビューしてもらうと、人によって様々なコメントが出て、言っていることが全然違ったりします。コンサルする人はその人が受かった時の経験を基にしているのと、本当になんで受かったのかは実はわからないのです。だから、意見はあくまで参考にすぎません。もしレビューを受けるなら、できるだけ自分が入りたい大学の学部に受かった人の意見を聞いてみるのがいいのかと思います。