ケンブリッジ大学 数学部受験 2 | モントキアラ便利帳

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マレーシアはクアラルンプールのモントキアラに住むにあたって便利な情報を備忘録を兼ねて綴ります

持病の緑内障が悪化して、この1週間とても落ち込んでしまいました。今後はブログのアップの頻度が減ると思います。


ケンブリッジ大学数学部受験についての内容ですが、私はイギリス大学の受験について全く知識がありませんでしたので、一から調べました。まず一番初めに見たのがケンブリッジ大学の数学部の公式サイトです。アメリカの大学に比べ、イギリス、特にケンブリッジ大学はとても明確に大学の入学基準を公開しています。ケンブリッジ大学を受けると決めた場合、学部に関わらず、まずはこの公式サイトを隅々読むことが大切だと思います。コンサルタントに相談したり、ブログ、YouTubeなど見るよりずっと正しい情報がそこにあります。そして、公式サイトを隅々まで読んで理解を深めた後、YouTubeでケンブリッジのオンラインオープンキャンパスを見るべきです。コロナで一つ良いことがあったのは、今までは実際にイギリスのキャンパスに行かなければなかなか得られない情報が、オンラインオープンキャンパスという素晴らしく便利なツールによって簡単に自宅にいながら得られるのは素晴らしいと思いました。この情報をしっかり消化した上で、ブログやコンサルタントと話をするとブレなくて済みます。

ケンブリッジ大学の入試は学部に寄ってかなり変わりますから、必ず自分が専攻する学部を見てください。


公式サイトとオンラインオープンキャンパスで知った数学部の入学基準です。

1 数学部は数学の実力だけを見て合格判定をする。数学に関わりのないボランティア、課外活動などは見ない。

2 数学の実力の判定は、Aレベルの結果、インタビュー(30分3回程度)、STEPという数学に特化した独自のテストで行う。

3 インタビューは自己紹介など全くなく、「こんにちは、それではこの問題を解いて下さい。」という感じで問題を解くことで30分を費やす。

4 問題は本人が解けないようなものを出すので、30分以内に解く必要はない。審査人が見るのは、新たな問題に直面した時、どのような思考で問題を解き、審査人にどんな質問をして答えを導きかを見ている。そのため、黙って解くのではなく、審査人と会話をするように進めていく。一番良い結果は、終わった時「とっても難しかったが、なんとか審査人とキャッチボールができた。冷や汗ものだった。」という感想の時に出るそうです。

5 パーソナルステートメントは参考にするかもしれないが、エッセイが上手いことは数学とは全く関係がないので、エッセイがダメでも数学ができれば問題ない。


簡単に列挙しましたが、受験する方は、是非公式サイトを自分で見てチェックしてください。