球場とオルガン | ベイ焼売のブログ

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四半世紀以上のベイスターズファン

先日、ベイスターズの試合を観るためにベルーナドームに足を運んだ。

いつも野球の話をする仲間がライオンズファンで、交流戦の際はお互いのホーム球場を行き来している。

 

ベルーナドームはその立地や形状から、夏は非常に暑く、春先や冬場はとても冷え込み、季節を肌で感じることが出来る球場だ。

そして横浜からはとても遠い。

 

ディスってばかりのように思われるかもしれないが、本当にこの球場が嫌いだったら、いくら仲間の誘いとはいえ2時間もかけて遠征はしない。





 

むしろ球場の中では好きな部類に入る。

 

ベルーナドームは12球団の本拠地で唯一、オルガンの生演奏が聴ける球場だからだ。

 

かつては横浜スタジアムにもオルガンを演奏するためのブースがライトスタンドにあった。

試合前の練習中や、プレーの合間に流れるオルガンの音は幼い頃の記憶として残っている。

 

時代が流れ、選手が打席に入る時や、マウンドにあがる際に自分の好きな音楽を流すようになり、球場の効果音やBGMも音源をスピーカーで流す方式が主流になり、オルガンは球場から姿を消した。


録音したオルガンを流している球場はあるが、やはり生演奏に勝るものはない。


(オルガンブース。お顔は公開して良いか分からなかったので、スタンプ)

人件費や効率化といった課題の解決策だとは思うが、こういう「レトロ」は大切にして頂きたいな、と思う。

目の前で繰り広げられているのは、プロ野球であり、そこで流れる音楽も「本物」であってほしい。

試合の流れに合わせて流れる美しいオルガンの音色も楽しめた1日でした。