2024.09.13 横浜スタジアム

横浜DeNA 5 - 2 中日

ケイが2カ月ぶりの勝利!7回2失点で勝利を手繰り寄せた!

7回表。
そこまで無失点の好投を展開していた2アウト一塁の場面で山本の打った打球がフラフラっとセカンドの後方へ。
牧が目いっぱい追いかけていって、最後にライトの梶原に任せるような恰好になると、梶原は牧との接触を回避しながら捕球を試みるも打球はポトリと落ち、これが二塁打となってランナー2,3塁のピンチとなりました。
記録はヒットになりましたが、ケイの心中は難しいところがあったでしょう。
打ち取って3アウトと思ったでしょうから。
続くバッター村松に対して3ボール。
嫌な予感が漂いはじめました。
4点差あるとは言えここでランナーを溜めるのは良くありません。
すると1ストライク取った後に三遊間を割られる2点タイムリーヒット。
スコアは4-2と2点差、あっという間にクロスゲームの様相となりました。
私はここでケイは交代かなと思ったのですが、続投。
代打の鵜飼を空振り三振にとり、マウンドで吠えてベンチへ戻りました。
 
この場面。
もしも2アウト2,3塁から四球で満塁となっていたらどうだったか。
ケイが続投したとしたら1点も取られたくない一心で更に四球を連発した可能性もありました。
結果としては2点入ってしまったことで落ち着きを取り戻したかもしれません。
 
その裏の攻撃で、牧が2塁打で出塁すると佐野の浅いセンターフライで牧がタッチアップで三塁を陥れ、更にオースティンのセンターフライでホームイン。
2つの犠牲フライで1点をもぎ取り、再び試合の主導権を握り返したことでリリーフ陣も投げやすかったかもしれません。
8回をウェンデルケン、9回を森原が締めてゲームセット。
大事な初戦を勝利することが出来ました。
また、ケイに2カ月ぶりの勝利。
これは嬉しい。
聞けば横浜スタジアムでは4試合連続のQS。
好投しながらリリーフが追い付かれたり逆転されたりというのが続いていたので、大変心配していましたが良く耐え忍んで好投をしてくれました。
本当にありがとう。
 
本当は今日の試合はウェンデルケンも森原も使いたくなかったのが正直なところ。
7回の牧と梶原の間に落ちた山本の二塁打をアウトにしていたら、おそらくケイはもう1イニングは行けたはずです。
こういうところを更に強化していきたい。
もう残り試合は少ない中ですので、技術を上げるというのは難しいですが、連携ミスによるものであれば次回以降の対策を練ってそれを練習で検証しておいてほしいです。
セカンドの牧もライトの梶原も、ここからはレギュラーと言って良いのですから。
 
 
大事な中日との2連戦、その初戦を取ることに成功。
阪神に敗れた広島が3位転落して、ベイスターズと1ゲーム差という状況に。
1位の巨人とは5ゲーム差。
いよいよ混沌としてきましたね。
 
ペナント大終盤、最後まで熱い戦いを見せてもらいたい。