2024.07.28 横浜スタジアム
横浜DeNA 0 - 6 巨人
堕ちて行くベイスターズ、完封敗けで5連敗
ケイが我慢できず、またも急遽崩れる
先発のケイが立ち上がりから球数少なくイニングを消化。
それだけに分かりにくい、崩れる時の状態が。
5回表、先頭の若林を空振三振に取って滑り出すも、坂本にヒットを打たれると8番の小林にもヒットを打たれて一死1,2塁。
続く菅野が確実に送りバントを決めて二死2,3塁。
迎えるは1番の丸。
丸は3割打者ではありますが、横浜スタジアムに来てからはやや状態が落ちており、この日もケイが完全に上回っていました。
ところが、フルカウントから四球を選ばられ満塁に。
すると、吉川に対してはストライクが入らずに3ボールに。
明らかにフォームやリリースポイントを乱しており制球がままならない状態。
1つストライクを取りますが、5球目が高めに外れて痛恨の押し出し四球。
菅野を相手にキリキリ舞の打線を考えるとこの1点だけでも相当な重みがありました。
ボール判定に不服を覚えたような仕草をしたケイは明らかに集中力を失っていきました。
ヘルナンデスに2点タイムリーを打たれると岡本を敬遠の後モンテスにも2点タイムリー。
この回、あっという間の5失点。
もはや、勝負ありという状態になりました。
ケイは前回のヤクルト戦でも中盤に乱れて敗戦。
どうも疲労が見えてくるイニングにランナーを溜められると踏ん張りが効かない状態が続いていますね。
贅沢なことを言える状態ではありませんが、一度間隔を開けて調整をした方が良いと思っています。
拙攻ばかり
菅野の最高級とも言える巧みな投球術を相手に、結局最後まで得点が奪えずに完封を許す結果となりました。
今日出た7安打、全てが単打。
四死球は0で併殺が2つ。
3回に巨人内野陣が二つのエラーが出るも得点をもぎ取ることも出来ず、加えて低調に陥りそうなベイスターズ打線では成す術がなかったという状態でした。
先発投手が足りず、リリーフ陣は壊滅状態。
オースティンがいつ戻るのか分からない中で、正直オーダーをを見ると得点パターンがイメージ出来ないオーダー。
一発で得点を取りにいかないといけない状況。
むりやりフォードを使ったりしないで、普通に1点を取るためにどうしたら良いかを考えたオーダーをしてみてはどうかと思います。
まだ先は長い、何かを変えていかなくては
横浜スタジアムで3連敗。
しかも勝たなくてはならない首位の巨人に対して。
強いチーム、エース級の投手を相手に勝てないようでは優勝は出来ませんし、CSを勝ちぬくことも出来ません。
戦力の充実を感じられるベイスターズですが、どうにも勝負弱さは変わらない。
まだ先はありますが、春先から上位チームに対して分が悪い状態が続き、夏になっても改善の糸口が見えないどころか悪化している状況。
「今の戦い方では勝てない」ということを監督や首脳陣が認識するところからかなと思っています。
今の延長でももちろん勝てない。
何か、根本的な考え方を変えて新しい何かを生み出せるか!
梶原の台頭でとびきりの1番バッターが生まれるかもしれません。
佐野、牧、宮﨑というクリーンアップもいます。
本来的には強い打線が組めるはず。