2024.6.21 甲子園

横浜DeNA 0 - 1x 阪神

ジャクソン力投、7回途中無失点も打線の援護なく

 

少し間が相手リーグ再開。

試合が無い期間、少し野球から離れて平和な時間を過ごしましたが、またストレスの溜まる毎日が始まるんだなと覚悟はしていたものの、その最初の試合で取れるはずの1点が取れない展開になり、好投のジャクソンを援護できない試合となりました。

 

リーグ再開、その最初の試合のマウンドを任されたジャクソン。

甲子園のマウンドは初めて、また相手打線は脚のある選手を1,2番に置いているということもあり、やや心配していましたが初回から強いストレートとチェンジアップを織り交ぜどんどんストライクを先行。

本来のジャクソンのピッチングを見せてくれました。

ストライクを先行させているので球数も極端に増えることなく、勝利に相応しいピッチングだったと思います。

 

7回に2アウト二塁から小幡に四球を与えたところで交代。

この回は投げ切りたかったジャクソンでしたが無念。

7回2アウトまで、4安打無失点。

与えた四球は2つと上々の数字を残しました。

 

どうやらジャクソンも日本の野球に大分慣れた模様。

次回登板も期待しましょう。

 

リリーフ陣もよく頑張った

リリーフは坂本、中川虎、ウィックと繋ぎました。
最終回にウィックがサヨナラを許す形となりましたが、ウィックの状態は悪くなさそう。
ストレートもスピードが出ていましたし、1アウトから許した前川のヒットも高く跳ね上がった内野安打。
その後の佐藤に死球を与えたのが痛恨ではありましたが、この死球は決して悪いボールではなく、インハイのボールを打ちに行ったところを避けきれずに当たってしまったもの。
相手をのけ反らせるには絶妙なストレートではありましたが、佐藤の状態が悪くボールが見えていなかったのでしょう。
普通なら避けられるボールを避けきれなかったと私は見ています。
その後も梅野をストレートで圧倒した後、カットボールで空振三振に。
小幡もストレートで押してはいましたが、最後にバットにライト前へ運ばれましたね。
逆に言えばまともに打たれたのはこのヒットのみ。
ただ、惜しむらくは佐藤の打席で一塁ランナーを気にし過ぎた節はあったかもしれません。
そういう意味では相手の見えない攻撃にジワジワ追い詰められていたとも取れますね。
その辺りは次回登板に向けて考えを整理しておきたいところ。
 

打線が振るわず、チャンスを生かせず

2番の度会が3安打と1つの四球。
その前後を打つ桑原が1安打、オースティンが1安打、4番の牧は3安打と上位打線には当たりが出ていましたが、1点が遠かったですね。
そして、チャンスで回ることの多かった5番宮﨑、6番筒香が大ブレーキ。
何なら5番以降は1本もヒットが出ませんでした。
交流戦での得点パターンだった下位打線からのつながりは皆無。
やはりDHが無いのは苦しいか。
そうなのであれば、それなりの戦い方をしなくてはなりません。
セリーグにはDHはありませんので。
8安打と相手を上回るヒット数ではありましたが、度会と牧の二人で6安打しているのですからバランスが悪すぎる。
繋がりがありません。
明日はエース東が先発。
相手は左の伊藤。
おそらくは筒香は休ませて、左に強い梶原をオーダーに並べるでしょうか。
ショートに大和を入れる可能性も高いですね。
何はともあれ、とにかく得点をとらなくては野球は勝てません。
試合を優位に進めるためにも序盤で先制出来る形、期待しましょう。