2024.06.14 ベルーナドーム
横浜DeNA 5 - 1 埼玉西武
度会が4試合連続タイムリーとなる内野安打で先制の1点をもぎ取る
0-0で迎えた3回表、2アウト2,3塁の場面で打席が度会にまわりました。
1アウト2,3塁で前のバッター梶原がランナーを還せず、嫌な状況となった場面での打席。
こうなるとベイスターズになかなか点が入らないのが通例。
しかし、先日も取り上げましたが、通例を突破するのが度会という男なのでしょうか。
追い込まれながら外角のボールにポーンっとバットを出して、打球が三遊間の真ん中へ転がっていきました。
結果はショートへの内野安打、三塁ランナーが還りタイムリーヒットに。
なんと4試合連続のタイムリーなんだとか。
勝負強さにもほどがありますね。
相手からすると本当に鬱陶しいバッターです。
何となくですが、打球を反対方向に転がしてすぐさま走るシルエットが石井琢朗を思わせますね。
これまでは思い切りの良さを売りにブンブン振り回していたイメージが強い度会が、いつの間にか次のステージに歩を進めています。
絶好調がずっと続くわけではないですが、確実に一つ一つ階段は昇っているようです。
濱口で取って5連勝に
西武のチーム状態が上がってこない中で、久々の先発登板となった濱口で1戦目を取ることに成功。
濱口は6回1失点ではありましたが、球数が101球と苦心の投球だったことは間違いありません。
4安打と3つの四球ということで、いつまとまった失点があってもおかしくない状態。
ただ、序盤から縦に割れるスライダーとチェンジアップでストライクを取れており、ストレートが140キロ台前半にも拘わらず西武の打者が刺し込まれていました。
相手打線の状態が悪いこともあるかと思いますが、こうなると余計な四球さえ出さなければある程度先発としての能力は期待できると思います。
おそらくは次の登板チャンスもあるかと思いますので、何とかチームの戦力になってもらえることを期待します。
チームは5連勝。
状態は上がっていますが、次の試合も決して気持ちを緩めることなく行きたい。
エース東、必ず勝ちましょう。